不安は自由のめまいだ

すっかりブログ投稿から遠ざかり前回記事↓から４ヶ月。。。時が経つのはあっという間です。

久々の投稿は何てことは無い、お薦め漫画の紹介です。

漫画『ここは今から倫理です』

ここは今から倫理です。［漫画公式サイト／最新情報・試し読み］｜集英社グランドジャンプ公式サイト

高校の倫理の先生とその授業を受ける生徒の悩み・問題を１ー２話完結で、倫理学的観点から解釈していくストーリー。

NHKのドラマにもなっています。

自分が精神疾患になったからか、去年子供が産まれて生活リズムが大きく変わったからか。

仕事と家庭のバランスをもがくように模索しながら、生きるとは何か、幸福を追求するにはどうしたら良いのか、などと色々考えて少し現実逃避をしておりました。

そんな中で、繰り返し読んだ漫画です。

倫理学を勉強して何かの解消になることは無くても、自分の生き方のヒントになるかもしれない、そう思わせてくれる漫画です。

まだ、全６巻しか出てなくさっくり読めるので、興味のある方は是非。

さて。

『不安は自由のめまいだ』

漫画の中で出てきた、哲学者キルケゴールの言葉。漫画の中で一番印象に残った言葉です。

何にも規制されない、どこまでも高く飛べる自由は、あまりにどこまでも行けすぎて不安というめまいを起こすと解説しています。

そう、自分が漠然とした不安を感じる時は、何かしら時間があり、過去や未来について考えをめぐらす時が多い。

何かに没頭しているその一瞬は自由も無いが不安も無い。

結局、常に今どうするか、どう解釈してどう行動するか、だけが自分の過去も未来も今も作って行く。

そんなことが中々出来ない私は、今日も不安と悩みを抱える。そんな自分を受容したい。

高校の時暗記だけした倫理をもう少し深掘りしたくなり、この漫画を読んで改めて高校以来倫理の本を読み始めました。

久々の投稿は只のお薦め漫画紹介でした。