見出し画像

育休中に考えた幸せについて


パパのコミュニティ、「男だらけの育児cafe」共同店主の佐々木です。
 
私は、息子が産まれた直後から、約2ヶ月半の育休を取得しました。
その期間に、子育てをしたり、家族との時間を過ごしたりする中で考えた、何をすれば家族や自分は少しでも幸せっぽいものに近づけるのか、を書きたいと思います。
 
 
結論から書きますと、「①優先順位を自覚的に決定すること」と、「②その優先順位を夫婦で共有できていること」の2つが、自分自身にとっても、家族にとっても幸せな暮らしのために必要なことだと思っています。
 
 
「①優先順位を自覚的に決定すること」についてですが、恥ずかしながら、私自身は大卒で就職するまで、自分にとって優先すべきことを、十分に吟味して順位付けた経験がありませんでした。
もしかしたら、皆さんの中にも、なんとなく時々にそれっぽい判断をしたっぽい結果、現状に薄いモヤのような不満や不安があるっぽい方や、あえてそのモヤを意識しないように生活してる方がいるかと思います。
 
私と同様に、自分の中にある優先順位に無自覚だった方も、ある程度は自覚的に、でも余裕があるなかで曖昧な優先順位で生活していた方も、子どもを持つということは、それまでの優先順位に、かなり大きな変動があるということです。
その変動に伴って、趣味の時間を捨てなければいけない場合もありますし、ある時期においてはキャリアを二の次にしなくてはならない場合もあると思います。
だからこそ、自分にとって最も大切なものは何か、何であれば手放すことができるのか、子どもを持つタイミングでしっかりと考えきることが、自分の幸せにとって、とても大切なことになります。
それをしなかった結果、気づいたときには本当に選択したかったものを知らないうちに手放していた、となってしまうのはもったいないです。

 
自分のなかでの優先順位付けができたうえで、欠かしてはいけないのが「②その優先順位を夫婦で共有できていること」です。
2人が同じ優先順位でいなくてはいけないということではなく、お互いがどんな優先順位で生活するのか、そうすることで夫婦としてはどのように生活していくのかを共有するという意味です。
夫婦どちらかが仕事に比重をおいてもいいし、仕事も育児も同じ負担でもいい、どんなスタイルでもいい代わりに、それを夫婦が納得して共有していることが重要です。
子育て中の夫婦のいざこざの多くは、この優先順位の共有が上手にできなかったことが原因で起きています。
価値観がおおよそ一緒で結婚したんだから、言葉なんてなくてもパートナーとは意識共有できるはず、という淡い期待は、ジェラピケの薄紫より淡いものであることは、諸先輩方の離婚率を見れば分かると思います。

子どもができてからは、夫婦お互いに余裕がないことが考えられるので、できれば生まれる前にこの共有をすることをおすすめします。

 
ここまで書いたように、自分と家族の幸せのために必要なことは、優先順位の確立と夫婦での共有です。
しかし、これが夫婦間で上手にできていても、それを実現できない場合があります。
 
社会(職場)の理解が得られない場合です。
そして、これからの時代は、そういった事例がさらに多くなってくるんじゃないかと思います。
夫婦のスタイルが当たり前のように多様化していく速度より、社会(職場)が対応する速度の方が遅いと思うからです。
自分たちのライフスタイルや優先順位を確立して、その実現のための夫婦の選択まで共有しているにも関わらず、それを選ぶことを社会が許容できない状況は、どうにかして改善する必要があると思います。
 
ではどうやって改善するか。
次回の投稿まで1日8時間しか寝ないで考えますので、ぜひ読んでください。
何かいい案がある方は、ぜひコメントください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?