失敗をどう捉えるか〈やらかしました〉

※今回はパワハラに関する辛い表現があるかと思いますので苦手な方はご注意ください。


筋疾患にも
障害者雇用にも関係のないことですが
つい最近、業務で恥ずかしいくらいの失敗をしました。

今のように障害者雇用で働く以前は、クローズ就労をしていました。
上司は障害について把握していましたが、社内周知はしておらず、他の健常者と同様にフルタイム勤務で残業もしていました。

13年の勤務の終盤
その上司から2年ほどのパワハラを受けます。

キッカケは何だったのか分かりません。
南インドに行くために長期間休んだことがありましたが、帰国以来、何かが変わりました。


怒鳴られることは当たり前
・全員の前での叱責
・「バカか?」「人として信じれない」等の人格否定
・終礼から始まり深夜まで何時間にも渡る叱責
・「お前のせいなんだから残業申請なんてするなよ」「こんなん残業じゃないからな」と圧力


そんなことが毎日のように続き
気付けば歯を食いしばり我慢。
顎関節症の手前にまでなりました。
(放置していたら奥歯が砕けていたかもしれません)


常に怯えながら
「どう話したら怒鳴られないか」

何か失敗したら
「言わなきゃ怒鳴られるけど、言っても怒鳴られる」「怖い」「関わりたくない」「接したくない」「もう嫌だ」

どうしようもなく辛い気持ちになり
どんどん行動は萎縮していきました。

ある時期には1ヶ月間毎日、蕁麻疹に悩まされました。


追い詰められていった私は
心療内科を受診します。


明らかにパワハラだからということで
診断書を出してもらえましたが
それを提出することはありませんでした。


あるとき「ふっ」と…
「こんな人のために私の人生があるんじゃない」
「私は私の人生を取り戻さないといけない」
と思い至ったとき

「辞めよう」

と決意できました。


それで診断書を提出することなく
退職に至ったのですが

のちに開封してみると
そこには「適応障害」の文字がありました。



そうか
私は適応障害だったのか…
となりましたが

はて?
適応障害とは?
ともなりました。


結局、実感のないまま
原因であった上司からは、辞めることで離れ
特に問題を感じることなく過ごしていました。


でも…
「身体障害者」の枠として現在の職場で働いていても、ときどき感じるのです。
あのときの「辛さ」を。


他者が叱責されてるときはもちろん
自分が失敗したときに。

あぁ…何てことだ…
信じられない失敗をしてしまった…
上司は頭にきてるに違いない…
謝りたいけど、言葉が出て来ない…
何て言ったらいいのか分からない…

こんなとき、明るいあの人なら
素直に簡単に謝れるんだろうな…

自分なんて最低だな…


こんな思いがぐるぐると巡りながらも
それ故に何も行動できなくなってしまいます。

そういう自分もすごく嫌なんですが
そういう人がいてもいいじゃない、とも思うのです。
(こんな人間、コミュニケーション取るのは大変ですが)


さて、ようやく表題の
「失敗をどう捉えるか」
というところですが

今回の私の失敗は大変な事でしたが
・報告することができ
・「こうしたい」と伝えることができ
・最悪の事態を未然に防ぐことができた
という点は評価していいところだと思います。

最低ラインかもしれませんが
例えば私のようにパワハラを受けてきたような人や
いわゆる発達障害を抱えている人にとって
それらのことも行動までエネルギーが要る、ということがあると思います。

失敗は失敗だけれど
そこにどう対処するか(したか)というところで
上手くできたら自分を褒めてあげること。
「これで良かったんだよ」と声をかけてあげられること。

そんなふうに捉えてみると
気持ちの切り替えにもなるし
あまり落ち込みすぎずにいられる気がします。


失敗、いっぱいあるけれど
その中で「何ができたか」に目を向けていこう。




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