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令和の吹奏楽部の指導で気をつけること

そろそろコンクールの季節ですね。去年はコンクールが中止になってしまったので目標に向けて燃えている人もいるかと思いますが、今回は「令和の吹奏楽部で気をつけること」を3つ紹介していきます。

1.練習時間が圧倒的に少ない

部活動ガイドラインや感染症対策の影響で現在の部活動の時間はかなり短縮されています。

もうね、「10分でローストビーフ作ってください」って言われてるくらい効率以上に無謀な時間設定なんじゃないかと思うくらい短いです。

ということなので昭和によくある説明もなく何度もやらせる練習はほとんど無意味になってきました。

「昔の人はこの練習で上手くなったからやれ」ではなくその人に合った上達の最短ルートを探してあげてください。

2.根性論は通じない

さまざまな技術やテクニックが研究され言葉で説明されるようになった時代にまだ気合、根性、忍耐のようなオカルトワードを並べる人がいます。

根性論で進める練習は上手くなった気になっただけでたいして上達していませんし、好きで始めた楽器を途中でやめる確率も上がります。

「練習する上でやる気は必要だ」と思う方もいると思いますが必要なのは「好奇心」です。「この人のように演奏したい」「あのバンドのような演奏をしたい」と好奇心が前向きに働いて練習している状態は無敵です。汚い言葉で脅されながらやる練習は何の成果も得られないのでやめましょう。

教える能力のない人ほど手詰まりになって根性論に走る人多いので気をつけてください。

あと教える能力のない人ほど生徒を脅して服従させようとするのでそういう先生がいたら全力で逃げてください。

3.目標は金賞だけではない

以前はどのバンドもみんなで団結して金賞目指すぞ!って感じでしたが最近はそうでもないですね、インターネットやスマートフォンの普及で趣味が多様化しているので昔のように一つのことに一丸となって目標を目指すという文化も衰退してきています。

これは悪いことではなく今の時代に合った活動にすればいいだけですので、全国常連校ではない学校で「金賞とりたくないのか(鼻息)」というのは時代遅れな気がします。

コンクールで金賞取ることのみが正義!ではなくそれぞれの目標が大きくても小さくても尊重して解決できるようにしましょう。

まとめ

私も15年前くらいは1人の吹奏楽ソルジャーでしたが振り返ってみても今と昔の環境が違うことは明白です。

時代に取り残されないように教える方も日々圧倒的に成長してください。

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