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「医局の同門会で大きな反響があります」-Menergiaで医局員の負荷軽減-

学会の会員管理の実態


――前回のインタビューではメネルジア入社後の取組みや新システム『Menergia』にかける思いを聞かせてもらいました。
お客様に『Menergia』をご紹介すると、どのような反応でしょうか?

吉尾:医学部教授の場合、大きな学会のみならず、各専門領域における学会・研究会に数多く関与されています。中小規模学会の場合、会員管理のシステム化が進んでおらず、事務局は教授秘書や医局秘書が兼務です。中には医療従事者自ら手弁当で事務局を担当されている事が少なくないようです。そのため、『Menergia』をご紹介すると「是非試してみたい」というお声が多いです。

――なるほど。このあたりは予想通りでしたか?

吉尾:はい、概ね予想通りです。会員管理システムを導入したい思いはあるものの、学会・研究会の規模的に予算が厳しく、はなから導入を断念されているように思います。また、病院で使用するシステムならシステム部門のサポートを受けられますが、学会・研究会で使用するシステムの場合、頼れる相手に苦労されていますね。そのため、EXCELやACCESSによる管理を続けざるを得ないようです。

Menergiaの優位性

――なるほど、規模の小さい学会・研究会の場合、医療従事者自らシステム選定をせねばならないのですね。それは荷が重いですね。

吉尾:はい、負担が大きいと思います。その上、どんなに予算が厳しくとも「ドクターをはじめとする医療従事者の個人情報を管理」することになるため、信用に値する会社のシステムでないと採用には踏み切れない思いを強く感じました。当社の場合、医療従事者に限定した動画視聴の一括管理サービス『iryoo.com』を6年以上提供しており、約6万人の医療従事者にご利用いただいております。この点、安心してお任せいただける環境が整っていると思います。

――医療従事者に限定したプラットフォームの構築・提供については一日の長があるわけですね。この点、『Menergia』の提案においても大きなアドバンテージでですね?

吉尾:はい、お陰様でセキュリティ面や会社としての信頼度でネガティブな反応をされた事はありません。とりわけ、医学部の医局の「同門会」の会員管理ではより一層有利に働いています。

【吉尾 彰高】2020年7月、セールスメンバーとしてメネルジアに入社し、現在はカスタマーエグゼクティブチームマネージャーとして営業活動やマネジメントを担当。

医局の同門会への提供

――「同門会」について簡単に説明してもらえますか?

吉尾:医学部の医局に所属している医師や、医局出身の勤務医の集団になります。新専門医制度導入により、医局に属さない医師が増えたものの、医学部出身者以外の私達から見ると、その結びつきは強いですね。同門会の中には千名近い会員数を有するケースもありますので。

――1000名近くの会員数でありながら、会員管理システムは導入されていないのですか?

吉尾:今のところ皆無です。ほとんどの同門会の場合、教授秘書や医局秘書が事務局を兼務され、EXCELやACCEESで会員情報を管理されています。年1回、年会費徴収のために銀行振込用紙を全会員に郵送されています。また、勤務先施設の異動情報を記入するハガキを同梱されているケースも多く、返信ハガキやFAXで送信される情報を秘書の方が手入力で修正されています。銀行口座への入金チェックも秘書の方が行われるわけですが、色々とご苦労が多いようです。

――どんなご苦労があるのでしょうか?

吉尾:年会費の徴収に思いのほか苦労されています。医局を出られたドクターの場合、異動先の病院を完全に把握することが難しいようです。また、中には教授の先輩もいらっしゃるので、年会費のお振込みが遅れた場合であっても、催促することに気が引けるようです。これはわかる気がします。一方で、若いドクターの場合、オンラインでカード決済する事が当たり前で、銀行振込を面倒に感じられる先生が増えています。

――なるほど。同門会では年会費の徴収に限っても多くのニーズがあるようですね。

吉尾:その通りです。Menergiaでは「会費管理機能」を3月14日に正式リリースしました。決済手段としてクレジットカード・銀行振込・コンビニ振込の3種類を用意しています。事務局側は銀行口座の入金チェックのような煩わしさから解放され、システム上で自動チェックできます。勿論、従来のように銀行振込用紙を郵送する必要はありません。Menergiaに登録した同門会員の情報に従って、「年会費支払い依頼」がメールで発信される仕組みです。印刷から郵送に纏わる作業負担の削減と共に、諸先輩のドクターに対して「郵送に纏わるミスを絶対に犯してはならない」という心理的な負担をも大きく軽減されるといます。


――同門会員・事務局共に喜ばれる訳ですね。しかしながら、年配のドクターの中にはオンラインでの会費決済に抵抗感のある方もいらっしゃるのではないですか?

吉尾:そうですね。私たちIT関係者の感覚ですと、異動届や会費支払いはオンラインのマイページ上で手軽に完結できる方が圧倒的にラクに感じます。ここ数年来、多くの学会・研究会がオンライン開催もしくはハイブリッド開催となり、オンライン上での参加費支払いが一般的になったため、大半のドクターも同様の感覚に思います。一方で、秘書による丁寧な対応が求められる重鎮のドクターもいらっしゃいます。このようなケースもMenergiaでは配慮しております。具体的にはマイページの発行の有無を事務局側で選択でき、また、Menergia上で決済されずに直接銀行振込された場合でも簡単に消込ができるように機能実装しております。

――医局の同門会員の管理システムとしては最適のように思えますね。反響はいかがですか?

吉尾:非常に好反応です。前述の通り、ちょうど「年会費管理機能」を正式リリースしましたので、数多くの同門会で2023年度の年会費徴収からの利用を前提にトライアル中です。今後、多くの同門会での活用事例を紹介できるものと思っております。是非ご期待ください。

――ありがとうございます。大いに期待しております。


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