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闘病記2 〜乳がん〜

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2020年9月、乳がんが見つかりました。ステージ2B。治療の経過を、まとめました。
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記事一覧

乳がん術後の、ホルモン療法

抗がん剤→全摘手術→放射線治療と進み、ホルモン療法が始まりました。
現在進行形。

ホルモン受容体 陽性
これを踏まえて、私の結果を見てみよう。

ER= エストロゲン受容体  100%
PgR= プロゲステロン受容体 20 %

ホルモンを餌にして、増殖するタイプの癌であることがわかる。
よって、再発を抑えるためには、ホルモン療法が必要となる。

内服薬と注射薬今、処方されているのは

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放射線治療

2021年5月6日、右乳腺全摘、腋窩リンパ節郭清を行いました。
組織診の結果をうけて、放射線治療を、行うことになりました。
現在までの経過を、まとめました。

5/26 組織診 結果5/15に退院後、初めての外来診察。
ドレーン抜去したので、今まで、そこに貯まっていたものは、行き場を失う。
自然と新しいルートが出来上がるまでは、たまりがちなため、ドレーンがついていた周辺が硬くなり痛みを生じる。

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乳がん、手術

乳がん、手術

2020年11月〜2021年4月、抗がん剤治療を順調に終え、5月、右乳房切除、腋窩リンパ節郭清を行いました。
術前検査〜退院までを、まとめました。

術前検査8クール目の抗がん剤治療を受けたのが、4/14。
体調が戻るのを待って、手術は、5/6に決まり、4/28、術前検査を受けることになった。

2回目のPET検査。
PET検査の細かい事は、省略して、結果だけみると、こうであった。

この結果から

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視神経炎持ちが、抗がん剤を始めたら ③  ドセタキセル

視神経炎持ちが、抗がん剤を始めたら ③ ドセタキセル

抗がん剤は、前半4クールは、EC療法。
後半4クールは、ドセタキセルを使用することになりました。実際の経過を振り返ってみましょう。

ドセタキセルも、EC同様、20日間休薬を1クール。
3週間毎の治療を、4クール行いました。

ドセタキセルのレジメンEC療法よりは、随分、短時間。
グラニセトロンは、吐き気どめ
ドセタキセルが、抗がん剤

内服は、デキサメタゾンを、治療前日夕食後から服用開始して、朝

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視神経炎持ちが、抗がん剤を始めたら ②

視神経炎持ちが、抗がん剤を始めたら ②

初回の抗がん剤治療で、一時的に視野に異常をきたし、脱毛も始まりました。それ以外には、何があったでしょうか?誰しもにおきる副作用、対処法、注意点について書いていきます。

前半のEC療法については、こちらの記事を読んで下さい↓

投与スケジュールは、抗がん剤治療し、20日間休薬を、1クールとし、計4回実施します。
3週おきに、抗がん剤治療を行うということです。

1番最初に言われる事は「水分摂取」抗

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抗がん剤で脱毛。準備したことと、発毛について。

抗がん剤で脱毛。準備したことと、発毛について。

抗がん剤の副作用の中で、1番見た目を左右する「髪の毛」について、時系列に追っていきます。
ウィッグの用意も、実際どうなのか?個人的な意見も交えて、書いてみたいと思います。

ウィッグを買いに行くそう言って、主治医が説明してくれた後、化学療法室で、病院側がまとめたプリントや、ウィッグのパンフレットなどが大量に手渡された。
真っ先に準備にかかったのは、ウィッグであった。

自分の行きつけの美容室には相

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視神経炎持ちが、抗がん剤を始めたら ①  EC療法

視神経炎持ちが、抗がん剤を始めたら ① EC療法

『乳がん』と診断されて、治療が始まります。
ここからは、実際の治療編。
抗がん剤治療内容、副作用などの経過を書いてみます。

11/11 初めての抗がん剤抗がん剤は、外来の化学療法室で行い、基本、入院はしないシステム。
(医療機関によって、初回だけ入院するとか、全クール入院するとか、様々)
多分に漏れず、私も、全8クール、入院することなく、外来扱いで終えることができたのは、幸せなことだった。

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総合判定は、悪性

総合判定は、悪性

2020年9月、右胸の異変に気付いたら、乳がんでした。
現在は、5年、10年続ける内服薬と注射を、始めたところです。
抗がん剤、全摘手術を経て、放射線治療が終わるまでを、振り返ってみようと思います。

前回からの続きです。
↓前回の記事は、こちら↓

10月2日 初日紹介状を持って、初めて乳腺センターにやってきた。
紹介状には、検査データも添付されてたであろうけれど、最初から、検査しなおす様子。

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親孝行したいときには親はなし。四十九日までに癌に気づいた話。

親孝行したいときには親はなし。四十九日までに癌に気づいた話。

2020年9月、右胸の異変に気付いたら、乳がんでした。
現在は、5年、10年続ける内服薬と注射を、始めたところです。
抗がん剤、全摘手術を経て、放射線治療が終わるまでを、振り返ってみようと思います。

退職して、出来ると思ってた事2018年1月の朝、脳出血で倒れた母は、救急搬送、緊急手術で、一命は取り留めたものの、意識不明。
3ヶ月後の春の日、やっと目醒めたものの、一度も棲家に帰ることもなく、20

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