大学生、大地に立つ 16
日常
僕の日常はとても単調で、ドラマを見る、YouTubeを見る、TikTokを見る、音楽を聴く、本を読む、ゲームをする、毎日がそれの繰り返しです。そんな単調な毎日を送っていてつまらなくないのかと問われると、そんなことは全くないです。推しは毎日SNSを更新してくれるし、ドラマや映画、YouTubeの動画は無数にあるし、ゲームだって飽きないし、本は読んだら新しいのを買えばいい。僕は元々1人で何かをするのが好きなので、友達と遊んだりしなくても割と毎日楽しくやって行けるのです。それに、趣味がアイドルや料理なので、たまにライブに行って、家で料理をしていれば結構満足です。どこかに出かけたりしなくても、楽しさや幸せは意外と目の前にあったりします。
noteを始めた僕の一番の発見は、日常に華を添えてやれるということです。僕のこんな何も無い毎日でも、noteに書いて少し美化してやれば、自分の中でも認めてやれるし、僕と同じような人と仲良くなれるかもしれない。こうやって書いてる間も、明日は何をしよう、明日は何を食べよう、そんなことを考えているだけで楽しい。
世の中にはとにかく出歩いていないと死ぬだとか、そういう人もいるのでしょうが、僕にとってはコロナ禍は意外と追い風だったのかもしれません。ずっと家にいても何も言われないどころか、不要不急の外出をしないという点ではコロナ対策にもなる。こんな最高の毎日、みなさんも送ってみてはいかがでしょう。
トッケビの花嫁
トッケビ、見終わりました。面白すぎて一気見してしまいました。これが僕の悪い癖です。サブスクで配信されてるドラマやアニメは、ハマると一気見してしまいます。
ネタバレになってしまうので、内容の話は控えますが、構成が非常に練られていて、ただのファンタジー作品ではない、人間ドラマや愛情満載のドラマでした。
人が変わった?
僕は小中学生の頃はほぼほぼロックバンドしか聴きませんでした。最近は逆にロックはあんまり聴かなくなって、椎名林檎さんや宇多田ヒカルとかを聴くようになりました。僕はけっこう変な男というか、女性が女性の目線で書く曲が好きです。aikoさんもよく聴くし、男男した曲はあんまり聴かないです。
だからなのか、久方振りに再会する友人には、キャラが変わったのかと言われることがあります。それもそうでしょう。男っぽいロックばかり聴いていたぼくが、突然女性らしい曲ばかり聴いているとなれば、キャラが変わったと思うのも当然です。
考えてみました。僕自身、どんな心境の変化があったのだろう。きっかけは、高一の時の出来事だと思うのです。未だに会いたいと思っています。未だに彼女が死んだことを信じていない自分がいて、電話すれば出るんじゃないか、メッセージを送れば返ってくるんじゃないか。そんな期待を少なからず抱いてしまいます。そんな気持ちを落ち着けるために、椎名林檎さんやaikoさんを聴きます。もう帰って来ることのない、もう会えることの無い彼女を思うと、胸の中に音楽たちがずっと入ってきます。曲を聴いている時間は悲しいことを忘れられる気がするのです。高校以前の友人たちは、僕が大切な人を失ったというのは知りません。知らなくていいことだし、これから僕が話すこともあまりないと思います。でも、この話を知らない友人たちからしたら、やはり僕のキャラが変わったと思うのでしょう。
後戻りできない日々
僕は彼女が死んでから荒んでいました。彼女と僕ともう一人仲良しの女の子がいて、3人グループでいつも過ごしていたのですが、その一人の子は、僕のせいで今はただの高校の同級生になってしまいました。中学生の時に仲良かった子も、僕が精神的に不安定な時に傷つけてしまい今では絶縁です。今から考えるとなんであんなことをしたんだろうとか、なんであの時素直に頼らなかったんだろうとか、後悔ばっかりです。
でも、人生ってその繰り返しなんですよね。時が解決してくれることなんて絶対にないから、傷付けてしまったこと、僕の身勝手や押しつけをいつか謝りたいなと思います。
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