見出し画像

スライド資料の情報量

前の記事はこちら。


進捗報告は数分内に限られ、発表人数も多ければ教授にも予定があります。

つまり学生が用意すべき理想的な資料は、わかりやすい説明がしやすく、数分で結論までカタが付く資料です。

例えば、学生がどんなに難しいことを沢山考え、資料に頑張って書きなぐったとしても、数分で聞き手の頭に残せるのは、スライド10枚の情報量までに限られます。


もし情報過多で内容が伝わらないと、誤解やすれ違いが発生します

そして聞いている教授は、あなたのしている研究や作業に対する根本的な理解度を疑いたくなってしまいます。

例えば、実際の教授らのリアクションとしては、緊迫している発表途中でストップがかけた上で、このように言われるのではないでしょうか?

「今示した結果を、別の捉え方で今考えてみて」
「式間違ってるかもしれないから今計算し直して」
「専門用語を使わずに1から説明して」

以上のように、考えてきた理論や資料が全て飛ぶような、理解の度合いを他の人の前で審査されるような状況になりがちです。


こういった状況になる原因は、本当に研究内容や理屈を理解していなかった場合を除くと、説明や資料が不適切だった場合に絞られます。



資料については、見せ方のコツを知ってさえいれば対処可能であり、事前に話すべき内容の要点を抑えておけば、普段の研究で余計なことや間違ったことをしにくくなる好循環も生まれます。

この時間を更なる分析や今後のアドバイスをもらう時間に回すことで、より有意義な時間になるでしょう。

続きはこちら。


資料作成に悩む方にオススメ

これから研究生活が忙しくなる方ほど、資料作成時間を減らせるよう工夫するのがオススメです。

↓こちらの電子書籍では、主に【研究の資料作成方法】を紹介しています。

その他にも、
【学生を"放置"する教授の正体】
【進捗が無い場合の切り抜け方】
【実験データが少ない人の特徴】
【研究が停滞した時に取るべき行動】など…

研究を始めたての頃に知っておきたかった事実も多数収録しています。

研究が苦手な人でも、やり方次第で成果を発表できるようになります。
本記事のような私の経験談や、実際の状況を踏まえた解説も含め、
理系学生に必要なスライド技術を一冊にまとめてみました。

実際のスライド例や画像を参考に、自分の普段作るスライドとの違いを確認してみてください。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?