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イヤイヤ期を学校の先生が考える【子育てパパ】✖【学校の先生】のポジティブ日記

こんにちは!「子育てパパ」の山谷(やまや)@中学校教諭です。今日も「子育てパパ」✖「学校教育」で記事を書いていきます。

下の娘が絶賛イヤイヤ期で一緒にお風呂に入るのも一苦労。そんな私は勤務校では生徒指導担当として常に最前線にいる身です。なので,今日は生徒指導で心掛けていることを娘のイヤイヤ期にも転用する方法を考えてみました。

ちなみに,今,上の娘とはこんな感じです。↓

前向きに日々を生きています。

さて,本題に入ります。

娘のイヤイヤ期を突破するために私が実践したのは

第1弾「究極の二択」

という方法です。

どのような方法かというと,選択肢を2つ用意して,どちらか選んでね。というやつです。

例えば,娘には「お風呂とご飯どっちにする?」などと使います。

ちなみに,学校では「問題Aと問題Bどちらから解く?」みたいに使います。

物事に取り組ませるときに「お風呂は入りなさーい」や「ご飯食べなさーい」などと強制せずに,どちらかを自分で選ばせて能動的に取り組ませるというやつです。「はぁ,それだけ?」と思った方もいることでしょう。はい,それだけです。それだけでも子どもは自分で決めたものについては頑張って取り組むもんなんです。下の娘も8割ぐらいはこれでなんとかなります。

しかし,残りの2割があります。それが,「どっちも,やだ!」です。その時は選ぶ選択肢を変えてあげるとうまくいく場合があります。例えば,「お風呂とご飯」がどっちも嫌なら「お風呂と片付け」,「片付けとご飯」など。人は比較で物事を判断する傾向があるので,以外と進んで選択します。

ただし,どうしても「どっちも,やだ!」という時があります。その時は,

第2弾「共感」

ここで親ができるのは「どっちも嫌なんだね」と共感することだと思います。どんなわがままや無理難題も「そっか,これがやりたいんだね。」と共感することはできる。実際,できなくても共感されたことにより,「分かってくれた」と思ってくれることもあると思います。学校現場では,「試合で負けたのが悔しかったんだね,気持ちわかるよ(共感)。でも,相手に悪口言うのは違うんじゃないかな(指導)」という風になります。

第3弾「嵐が過ぎ去るのを待つ」

途中,わめくことや地団駄を踏むこともあります。でも,ずっと同じテンションで泣き続けることはありません。必ず,トーンが落ちてきます。そこで,再び「究極の二択」や「共感」を使います。ちなみに,「嵐を過ぎ去るのを待つ」をよく教育現場では「クールダウン」と言います。

今回の記事が少しでもイヤイヤ期を乗り越える術になれば幸いです。

最後まで読んでいただき,ありがとうございました。気に入っていただけたら「スキ」を押していただけたり,シェアしていただけると,その度に,押してくださった方の幸せを願います。




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