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考えるための大事な視点・考力

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考えていること、思考のヒントなどのnote
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2019年11月の記事一覧

イノベーションに重要な「忘却」「借用」「学習」を阻害するものは?

1年ほど前に書いたnoteを加筆しての投稿です。本日はイノベーションに重要な要素について ダートマス大学ビジネススクールのコビンダラジャンとトリンブル(2005)は、既存の市場や事業で培ってきた思考・行動パターンは、新規事業には適用できないと指摘しています。 それらの間違いは、新規事業の立ち上げには、「アイデア」と「良きリーダー」だけで十分だと思い込んでいること。「強みを活かせ」と、新規事業を既存事業組織にぶら下げたり、既存事業との連携や「シナジー」を求めたりすること。

マネージャーの役割

所属会社の評価期間なので、ちょっとマネージャーの役割について社外の人とディスカッションしてたら、以下の記事を薦められた。 マネジメントに関わっている人は読んでみてほしい。 多くのマネージャーが、マネジメントの目的(マネージャーの役割)を「チーム(部下)を使って成果を上げること」と考えている。 そんなマネージャーの指示や指導の内容やコミュニケーションの仕方によってはチーム(部下)の「自らが挑戦し」の「自ら」という部分が大きく阻害される。 あらゆる局面で細かく指導し、細部に

プロジェクトデザイナーの説明書2019秋

2017年からプロジェクトデザイナー( Project Designer )を名乗っています。 このプロジェクトデザイナーについて説明する機会は結構あります。そして説明をするごとに自分自身の解像度も向上していきます。 プロは伝えることが大事ということにも繋がっています。 活躍できるのはプロフェッショナルだけ プロフェッショナルとは 自分で自分を律して成果を出し 相手にしっかり説明して 相手がそれを評価してくれること 尾原 和啓「どこでも誰とでも働ける」より なので

「ふわっとした仕事を具体的なタスクに落とし込むスキル」の話

この記事は何度も引用しているんですが、最近も話す機会があったのでnoteに書いておきます。 今度ディスカッションするので、あらためての掲載という意図もあります。(note過去の記事を固定以外で上位表示にできないから。) ふわっとした仕事を具体的なタスクに落とし込むスキル 「明確なタスクをきちんと割り振って、ちゃんと進捗状況を管理出来る人」は結構いる。いわゆる教科書的なPM(プロジェクトマネージャー)は結構いる。PMBOK(Project Management Body o

コピペで生きていてはいけない。

最近、富田塾長のコピペの話が頭によぎる。 以下の記事にその話が出ていたので、読んでみてほしい。 「あなた達はこれまで、成功事例のベストプラクティスをコピー&ペーストすることによって生きてきた。一方で、自分で考えて作ったものはどれだけあるのか」と富田氏は問う。「コピー&ペーストは止めよう。まずは自分の幸せを考えよう」(富田氏) なぜこの話が頭によぎるのか? については今度まとめてみたい。 ::::::: noteは年300記事程度の更新頻度。 「プランナー&デザイナー

UXハニカムをネットショップ向けにアップデート。消費者の価値思考ツール、ファシリテーターのゲーム的な道具箱

UXハニカムを応用したファシリテーターの対話ツール(道具箱)を3年ほど前に企画・開発しました。でも実際に利用した回数が片方の手で足りるくらいなので、まだまだα版。フィードバックなどを期待して公開しました。 実は1年前にもnoteにフィードバックを期待して記事化したのですが、今回多少アップデートしたので、新たに記事として載せます。(過去の記事をアップデートしても中々目に触れにくいので) 企画の背景UX(ユーザーエクスペリエンス、User experience)と言う言葉がE