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ドラマって「ステージ4」で死確定なんだよなぁ
タイトルほど重い内容じゃありません。(!?)
前に書きましたが、父が大腸がんステージ4なんですよね。
それから、なんとなくというか必然的というか「医療系ドラマ」とか、病(やまい)をともなう感動系映像コンテンツが見れなくなった。
当たり前だが、それは当人である父はより顕著なもので、母いわく、がん関連のニュース(訃報など)や医療系ドラマが始まるとすぐチャンネルを変えるそう。
それでタイトルに戻るけれど、改めて身内がステージ4のがんになった視点で医療ドラマや感動ドラマ見ると「がんステージ4はほぼ確定で死なせられる」んだよなぁ!!
こっちが避けてるってのに、たまたま見てた医療なぞまったく関係ないドラマでも
「父は昨年亡くなりました。がんで。気づいたときには全身に転移していて……」
とするっっとそんな台詞が出てきたりで「お〜〜い!ここでもか!!」となる。
ドラマのなかで誰かが病で亡くなるとき、私調べではその理由の9割ほどが「ステージ4のがん」なのだ。何がいいたいかというと、
も〜〜〜うちょっとステージ4のがん闘病者も、(ドラマの中で)サバイブさせてほしいな!!!!
だ。たとえば大腸がんには現在、期待されている薬があるようで、事実、親戚の叔父さんも発覚から5年経ったいま症状が落ち着いてたりする。
せめて、亡くなった理由にとして脚本にステージ4のがんを取り入れるなら、たまには……いや、同じぶんだけ「いや〜!妻がね、2年前にステージ4のがんだっていわれちゃったのに、見事完全寛解しましてね!!!」みたいなハッピー脚本もすっっと入れてくれたらな、なんて、思ってしまう。
ダチョウ倶楽部の前に熱湯風呂があったらその先の展開が読めるように、「ステージ4のがん」を抱えた登場人物が出てきたときに、その先の「死」を確定演出にしないでほしいな。
「容疑者はたいてい孤児院出身」「女性に暗い過去がある場合たいてい性被害」「アニメオタクは小太りで、どもりながらしゃべる」「大富豪の家は夫が亭主関白で妻が気弱でぺこぺこしてる」このへんのセオリーもそろそろ令和モードになったっていいのにね。
闘病者人口も多いがんだから。「理由がステージ4のがんなら視聴者も違和感ないっしょ?」な感覚で描かれることが、徐々にでも変わっていけばいいのになと思っている今日このごろでした。
個人的に勇気をもらった記事はこちら。
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