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子供の写真撮影でやってしまいがちな親のNG行動

もう9月も終わり

年末の 撮影といえば
年賀状撮影 七五三撮影でしょうか

スタジオの撮影で

つい やってしまう 親のNG行動を ご紹介します

※全員が当てはまる訳ではありませんので、中には上手くいく場合もあるかもしれません。

結論から言うと、子供に対して
■撮影中は プロに任せ極力 指示命令はしない
■心穏やかに 静かに見守る

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【撮影中の子供に対しての声掛けや雑談NG】

×「にっこり~良い顔~!笑って!がんばれ!」
×「緊張してるわね~」(見学者同士の雑談も含む)


緊張してガチガチの時は

不自然な作り笑顔になるか

緊張が増して 余計に 顔がガチガチ

結果は 作り笑顔と緊張顔 そして
集中力もあっという間に切れ 飽き飽きした顔に。

緊張してるわね、と言葉を聞くと
緊張している事を意識
余計に緊張をします

緊張している時に 笑って と言われても
自然に笑えません

大人でも 難しい事なんです

緊張すれば 表情筋は固くなっているので
もちろん 笑おうと表情を作れば
不自然になりがち。

この場合
笑って というのは 子供に対する指示命令にしか
ならないのです


これが 流れとしては良くないのです

緊張している→単純な指示命令の連続やプレッシャー→疲れる→撮影が嫌になる→表情は暗くなりやる気も無くなる

親の期待と子供の気持ち
正反対の方向をむいてる現象です

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プロの撮影スタッフは

緊張中のお子様に心を開いてもらう→緊張をゆっくりほどく→コミュニケーションを楽しんでもらう→自然に表情を引き出していく→コミュニケーションの中で笑顔や口を閉じた表情やキリッとした表情を操ってゆく→カメラマンとのタイミングを図って一瞬を作りだす

お子様の心の状態を見極めながら
寄り添いつつ
導いていく

アシスタントの意図と お子様の気持ちが
繋がっている状態
が理想です

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緊張で喋らない子に

×「喋って良いんだよ!喋って~
なんで喋らないの?」

喋っていい事を 許容しているようですが
これも 何度も声を掛ける事で 指示命令になります

喋らない事を なんで?と問うのは
親の希望通りの表情をしないことや
指示命令に対して

思い通りにならないという

不満や不安の感情

言葉に乗ってしまっている事が多い

怒り、不安、不満、焦り、期待の感情を
受け取った子供の心には

緊張、恐れ、不安、プレッシャーが高まります

逆効果になっていることに 気づかない親御さんが
実に多いのです

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最初から それ、教えてよ!って 親御さんは
思うかもしれませんが

親御さん達の行動や発言に対して
やんわりでも苦言を呈するのは 難易度高め

上手に言えるベテランでも
親御さんの印象や状況から
言わない方が良いと判断する事もある

そんな風に ワイワイキャーキャーする体験
そんな時もあります

ずっと緊張していたという それも思い出

にっこり笑ったという それも思い出

思い出に失敗も成功も ありません

直接の声掛けでない雑談も お子様は聞いてます

お子様が いかに
スタッフさんに心を開いて楽しめるか

どんな結果でも 思い出として
良かったと受け止める事
で お子様も安心します

親御さんの理想の結果でなかった時に
「残念」「失敗した」「笑って欲しかった」
というのは、

それが
お子様に直接関係の無い事に対してだとしても

親御さんが悲しんだり不満を言うと
お子様は自分が否定された気持ちになって傷つく事もあるので お子様の前での発言には配慮し

楽しい思い出を 作りましょう!

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