見出し画像

ちょっとスピカタブラ-20,60,20の法則-

今回は久々メンタル心理系のちょっとスピカタブラ。
心理学を学んだりしている人からすると、SNSで発信している人の心理が容易に見えてきてしまうので、その人と直接会っていなくても何となく解ってしまうという…(笑)。
という事はAIさんはもっと詳細に人の心理状態や趣味傾向もお見通し。個人情報を必要以上さらけ出すのにはリスクを感じてしまう私です。
これらも自分でコントロールしていかないといけなくてはならない時代でございます。なので、意外と知られていないこの法則を知っておくと、人間関係含めてSNSを扱う上でもなるべく依存せず、無駄にメンタルを削がれないので、わりと役立つかもしれません。

それが20.60.20の法則。

例えば100人が自分の知り合い、もしくはフォロワーだったとして20人は自分を大好きな人。60人はどちらでもない人。最後の20人は自分の事を嫌いな人。

要するに2:6:2の割合。この法則の元に構成されている。

なので、みんなから好かれたいと思えど基本的に自分の事を好きな人と嫌いな人は半々いる。それは仕方のない事なので、わざわざ自分を嫌う人に好きになってもらう必要はないのです。通常ならそれで終わるのですが、SNSが普及した現代に一番メンタルや承認欲求に影響をもたらすのは、実はどちらでもない60人。

この人たちの割合の方が実際は好きな人、嫌いな人よりも多いので、例えば何かおめでたいことがあったら、こぞっておめでとう~!と、全く自分と面識のない人も祝福してくれます。20人+60人が大好き側に寄ってくれるので、沢山のコメントや、いいねをもらうと、何だかとても人気者になった気分になるので心地良いのですが実際の60人はどちらでもないので、本当に自分を好きでいてくれているわけではありません。
ともすれば、嫌いな人の方がより自分を知っている可能性の方があるし表裏一体という事もあって、大嫌いが大好きに転じることもあるのです。その逆もしかり。

ただ、どちらでもない人はどちらになる事もない。
なので、何かネガティブな事があれば、その60人はあっという間に最低~。と大嫌い側に寄ります。だから当人はとても沢山の人に嫌われている感覚に陥ってしまうので、メンタルがやられてしまいます。炎上もその類。
メンタルが強い人はそれらを巧みに利用してわざと炎上させて認知度を上げている。

学校や職場にも良くいますよね。どちらでもない人。
仲良しだと思っていたらあっという間に自分が苦手な人の側についてしまって、え~!裏切られた~!とか。
でもそもそも、この人たちはどちらでもないので、裏切ったも何もないと思っていた方が正解。だからわざわざ取り入る必要も、突っぱねる必要もない。表面的なお付き合いで、振り回されないように過ごすと、無駄にメンタルを削られなくて済むかもしれません。

そして、先ほど書いた表裏一体の逆もしかり。
大好きな側の人は大嫌い側にもなり得るといいうこと。依存しあう関係は少なからずそうした要素を持っているので、仲良しでも何でも人付き合いは腹六分位がちょうどいい関係を長く保てる。距離感はとても重要なのです。
そして最終的に自分がどれだけフラットでいられるかも。

誰しも好かれたい、人気者になりたい承認欲求は少なからずあるものですが、これを知ると冷静な判断が生まれ、過度に周囲を気にすることもなく、自分を見失ったり、依存したりすることが減ると思います。

人間心理をうまくついているSNSだからこそ、実はそうした心理に基づいてできているということを気にしながらお付き合いする事をお勧めします。もし急にいいねがつかないのはシステム側の操作もあるかも…。
ということで、実はどちらでもない人達の動きによって、はたまたそれらを熟知したAIによってメンタルは左右され易いという話でした。

次回は魂のルーツに繋がっていく、前置きとして忌み地についてのスピカたブラ。
それでは、最後まで読んで頂きありがとうございました。

アブラカタブラ~

あくまで個人の考察です🌱

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?