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大人でも食育

教育実習に行った時の話し。
※ただしく保育実習なんですけど
イメージしやすいようにワザと教育実習に
しています。

まぁそれで
教育実習で行った園でその日は『食育』の日でさぁ。
※食育とは子どもにご飯をもっと食べてもらえる
よう好き嫌いがなくなるように保育園が食に興味がわくイベントを行う事です。


その日の食育がなんと
【カツオのタタキ】を鰹一本捌いてつくります。
ここは高知か宮崎か
いえここは北日本の山の中の田舎です。

保護者の人に魚屋がいたので
出来た食育らしいの。

それで子どもの前で
小さなカツオが真っ二つ
サクになって炙られて
一口に切り分けられ
カツオのタタキができましたとさ。

ここは「すしざんまい」か!

不思議な事に怖がる子はいなかったわね。
血も出る内臓も取るのに
みんな興味深々で見ていたわね。

もちろん子どもの興味を引いているからも
あると思うのだけど
それだけではない何かがあると思うね。

魚が食べ物になる瞬間。

子どもだから感じる何かが。

あぁそれで題名の件なんだけど
本来は子どもが食べらるためにやるのだけど…

…アタシが食べられるようになったの。

それまで刺身類がいっさいだめだったのだけど
目の前で捌かれたら美味しそうに見えたのと
実習生だから子どもの見本にならないと
いけないから食べるしかなかったの

それで一口食べたら新鮮で美味しかったねぇ。

それからアタシは刺身が食べられるようになりました。食育のおかげです。

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