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経営方針の全てを文章としてまとめた『Members Story』をご紹介します。|メンバーズのIR note

当社の経営方針・全戦略を包み隠さず網羅している『Members Story』についてご紹介します。

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こんにちは。株式会社メンバーズです。

これまでの記事では、

メンバーズは、ミッション『”MEMBERSHIP”で、心豊かな社会を創る』に基づき、事業を通じて企業や商品・サービスの在り方を「社会をより良くするもの」へと転換し、心豊かな社会を実現することを目指している

ということをお伝えしてきました。

当社は、ミッションを実現させるための具体的な経営の基本方針『Members Story』を社内外に公開しています。

今回の記事では、変化の激しい業界の中でミッション実現に向けて、どのように『Members Story』に基づく企業運営を行っているのか、ご紹介します。

・この記事は約5分で読めます・

『Members Story』とは


・発刊経緯/狙いについて

『Members Story』は、創業に込めた想いから経営理念、ミッションビジョン、事業戦略や人材戦略、企業運営の手法など……、個別の戦略や方針が全てつながったものであることを社内外へ伝えるためにまとめています。

現在の『Members Story』は、1章から5章で構成されています。

Members Story(PDF版)はこちら


・なぜ文章で構成されているのか

『Members Story』の特徴は、ほぼ全てが文章で構成されていることです。

文字を読むことが苦手な人にとっては苦痛かもしれませんが、一つ一つの戦略や方針がただ個別に掲げているものではなく、一貫していることをしっかりと示すうえでは文章化することが分かりやすく効果的なのです。

『Members Story』は様々な観点から読むことができますが、例えば章立てごとに通読してみると

ミッションビジョンを実現するための事業戦略があり、それを実現するのは人材であり、人材戦略によって働きやすい環境かつスキルアップしたクリエイターが事業を通じて、顧客企業の成果最大化を目指すとともにCSV提案から社会もよりよく変えていくことができる。その根幹として、経営マネジメント手法も確立している。

と、大局的に一貫したストーリー性があることが読み取れます。一方、例えば3章の事業戦略に限って読んでみると

「運用」領域に注力しており、お客さま企業のマーケティングの変革やCSV経営を普及させる必然性があり、各事業ではそのためのサービスと提供価値を定義していて、競合力のポイントも明確に定義している。

と、局所的にも一貫したロジックを読み取ることができます。

このように『Members Story』には、目指す姿や個別の戦略・方針などの全てが文章として整理されているのです。


メンバーズの経営と『Members Story』の関係


コーポレート・ガバナンス体制における役員の責務にも『Members Story』が関係しています。

まずは、役員体制の特徴である「監督と執行の分離」について、簡単にご紹介します。

・コーポレートガバナンス体制:監督と執行を分離

当社は、変化の激しい業界環境の中で持続的に成長する経営を行うために「監督」と「執行」を分離しており、監査等委員も兼任する社外取締役が大半を占める取締役会を設置し、監督機能を強化しています。

取締役会・監査等委員会
監督機能を持つ。業務執行については、取締役会がグループ経営会議への権限委譲を進める。

グループ経営会議
業務執行機能を持つ。取締役会から委譲された権限に基づき、業務を執行する。

株式会社メンバーズ コーポレート・ガバナンス


・コーポレートガバナンス体制と『Members Story』

「取締役会・監査等委員会」は、『Members Story』に基づいて、「グループ経営会議」メンバーを選任・評価・監督しています。

※最新の役員体制はこちら

また、代表者個人によるワンマン経営の体制になることを避けるため、サービスや生産性向上に向けた投資、新カンパニーの立ち上げ、組織体制の変更などマネジメントの意思決定は『Members Story』に基づく「グループ経営会議」による多数決で実施しています。


・社内外に公表されているからこそ『全員参加型経営』の推進にも寄与する

経営方針を『Members Story』としてまとめ、公開しているからこそ、社員(メンバー)を経営の主体として位置付ける『全員参加型経営』を推進することにも寄与しています。

全員参加型経営
ミッションの実現には、ミッションに共鳴して集まった人々が経営に積極的に参画することが必要となる。メンバーズはそのためにオープンでフラットな組織づくりに注力し、社員(メンバー)を経営の主体として位置付ける全員参加型経営の実現を目指す。

Members Story 1章より引用

会社 対 社員という対立構図を作るのではなく、参加意識を持った社員を主体として経営を行うことが、社員と会社の相互において、より良い関係が構築できると当社は考えています。

しかし、多くの社員がいる中で、理想の会社像や経営方針などの認識がぶれていると社員が主体となった経営スタイルを実現することはどんどん難しくなってしまいます。

今回ご紹介した『Members Story』には、ミッション実現に向けた経営の基本方針に関するあらゆる事項が文章として記されているため、しっかりと認識を統一し『全員参加型経営』を推進することにも役立っています。

・『Members Story』の改訂について

『Members Story』は、外部環境・内部環境の変化にあわせた戦略の調整/転換や、社員により提言された新制度の実装などがあれば、その都度、最新の内容に改訂してまいりました。

今後も『Members Story』の改訂があった際には「Members IRメール配信(※)」やIRリリースにて随時お知らせいたします。

※Members IRメール配信
Members IRメール配信』では、最新noteやIRニュース、社内報の記事紹介をまとめた特集を定期配信しております。今後も当社の動向を見守っていただける方は、ぜひご登録をお願いします。

Members Story(PDF版)はこちら

編集後記


・メンバーズを応援してくださる皆さまへ

決算説明資料やVISION2030資料でも中長期的な戦略を示していますが、『Members Story』では、企業運営にまつわる事項をより具体的に示しているため、様々な方面からじっくりと吟味いただけるかと思います。

当社を応援してくださる株主や投資家の皆さまをはじめ多くの方々に、ぜひご参考にしていただけますと幸いです。

今回の記事のほか、当社のことを知っていただく入り口となる記事は『メンバーズを知る』マガジンにも揃えております。ぜひ併せてご覧ください!

目指す姿やそのための戦略・ビジネスモデルなどの記事一覧はこちら!

これからも、Members IR noteをどうぞよろしくお願いします。

(担当:井上)

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