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スマホから顔を上げる

先日夕食を食べに出かけた時のこと。

私の目線の先に
親子と思われる3人組が座っていた。

黙々とご飯を食べる母親。

その向かいに座っている息子と娘は
それぞれイヤホンをしてスマホを見ていた。


何だか怖いなと思ってしまった。

その人たちはそれでいいのかもしれないが、
自分はあんなふうに食事したくないと思った。




最近スマホから距離を置くようにしている。

スマホに依存していたと思う。

隙あらばスマホを見ていた。

電車の待ち時間、乗車時間、お昼休み。
朝も、昼も、夜も。

一日があっという間に過ぎていくように感じた。

ちょっと見始めると
気付けば1時間なんて余裕で過ぎている。


何が面白くてこんな小さい画面を見ているのか
わからなくなった。

スマホで見たことなんてほとんど覚えていないのに。



スマホから顔を上げて生活してみると、
世の中がとても異様なものに思える。

駅では視界に入る9割がスマホを見ている。

外食の席で相手がいてもスマホの画面を見ている人たち。

スマホを見たまま突進してくる人。

SNSの投稿のために写真を撮りまくる人。

何だか怖かった。
自分もこうだったのかと思うと心の底から反省した。



以前インスタから離れた記事を書いたのだが、
自分が思っている以上に伸びた。

みんなスマホから距離を置きたいと思っているのかもしれないが、
なかなか離れられないほどの依存性なのだろう。

スマホを置いて生活してみると
手持ち無沙汰だと感じた。

でもこの手持ち無沙汰な時間を
全てスマホに費やしていたのかと思うと
もったいない時間の使い方をしていたなと感じる。



私がスマホから離れるためにしたことを書き留めておく。
ちなみにスマホはiPhone

・スマホのアラームは使わない(置き時計に変更)
・ベッドから手の届く位置にスマホを置かない
・帰ったら即充電(自分が過ごす場所より少し離れた場所)
・通知は一日一回来る設定にした(毎日20時に設定している)
・連絡手段以外のアプリは23〜翌7時まで使用制限
・朝は天気予報のチェックと薬の服用メモのみ
・インスタ、X、noteはPCからログイン(スマホにアプリは入れてない)
・YouTubeは週末に登録しているチャンネルだけ見る
・基本常にマナーモード
・通勤中は必要な連絡以外触らない

おそらくこんなものだろうか。
というかここまでやらないとスマホから離れられない
そんな自分が情けなくも感じる。

少しでもスマホから距離を置きたいと感じている人の
参考になったら嬉しい。


最近は本を読むようになった。
何だか集中力が続かなくて読めなくなっていたのだが
スマホのせいだったのかもしれない。

うまく距離を保ちながらスマホと付き合っていきたいものだ。

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