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婚活回想記⑱ 〜思い込み〜

私は
大人になったらいつかは結婚して
家庭ができて、子どもができて…と
そのような人生が待ってる?くるとでも言うのか、みんな当たり前のように結婚するのが普通だと思っていた。

友だちが結婚して、子どもができて。
その度に私もいつかは!と憧れや期待から
徐々に焦りに変わっていった。「なんで?」「みんなは出会ってるのに」「友だちにはあって、私にはないものって何?」「私のほうが見た目マシなのに」などなど
心も醜くなっていく。


若い頃は結婚してない人を心のどこかで、なにか足りない人。人間として完成されていない、みたいな。(←なんてヤツだ!)

やはり
結婚=幸せ
みたいな。ね。

見えない壁というか。
友だちからのそういう雰囲気?もあったし。

ある友だちはさ、
全然会ってなかったのに、久しぶりに連絡が来て会ってみたら、結婚報告。
指輪を見せつけられて、幸せエピソード聞かされて。

配慮がないというか、ただの見せつけ?自慢というか。
その子がそういうことをむしろ嫌ってる子だったから、自分がそういう状況になったら、コロッと変わっちゃって。
やるせない気持ちになることもあった。



もちろん、結婚式にも行きましたよ。受付もやりましたよ。

でも、その子の人間性というか本性というかそんなものを垣間見た感じがして、、
(私のキャパが狭いのもある…)
距離を置いている。


いまだにあるよ、、
友だちからもなんで結婚しないの?的な。

余計なお世話じゃー!


話しがそれた。



自分自身にも
思い込ませていたのかな。
結婚するのが普通。

なかなか婚活もうまくいかなくて
それがいつからか
結婚しなければならない。へ変換されていった。

そして

結婚できない人間は
だめ人間。(んー、だめというより何か結婚できない何かが欠けているとでも言うのか)

だから、そっちの世界(結婚)を渡るのに
必死だし、焦っていた。

婚活してます!ってとりあえずアピールしてれば、守られてるというか。もうすぐそっちの世界へ行く人間だから、私も!みたいな。

今思えば、誰に対する、何のためのアピールだよ。って話し。
漠然とした社会や人の目に対する見栄?だったのか。



紆余曲折な婚活を経て

考え方や捉え方が変わっていった。


私には必要な経験だったんだ。

どれも全て。








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