【詩】神様からのギフト
わたしは知ってる
この苦しみ哀しみが
いつか誰かの光になることを
この死にたいほどの
こころの痛みが
いつか誰かのちからになることを
わたしは知ってる
このつらさは
神様からのギフトだと
この経験があるから
わたしはまたひとつ
ひとの死にたいほどのつらさに
寄り添えるのだから
わたしの流してきた涙に
無駄なことなど
ひとつもないの
哀しい出来事は
わたしが学ぶために
用意されたものなのだから
わたしはひとの痛みに
鈍くなりたくない
ひとの哀しみに
同じように
哀しめるひとでいたい
そんなふうに
人間らしくいたい
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