愛情という名のこころ

どこまでいっても届かない
どこまでいっても触れられない
愛情という名のこころ
ぼんやり浮かんでは消えて
ふんわり浮かんでは消えて
この伸ばした指先まできても
感触も分からないまま
また消える
不安や淋しさばかり広がって
人が与えてくれる
愛情という名のこころが
まだ分からない
明日があたりまえにくるように
愛情という名のこころを
掴みとることができるなら
息をあたりまえに吸うように
愛情という名のこころを
感じとる日がくるなら
愛情という名のこころを
詩にしていつか伝えたい

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