【詩】見えない鎖

どうしてかなんて
誰にも分からないの

ただここに私はいて
昔を振り返るたび
どうして?と
思うけど

私を孤独にさせて
支配したかった人達

ただそうだという事実
それしかないのに
どうして?と
考えるけど

答えはないの
そんな人達が身近にいて
家の中にいて
私は飼い猫以下の
扱いを受けてたの

首には見えない鉛の鎖
足には見えない重い鎖

どこまで逃げても
逃げても逃げても
私を引きずり戻す
見えない支配の鎖

もうあれから何年たったかな?

まだ涙の日もあるし
でも笑顔の日もある

ただ生きている今が
なによりも愛おしい

私が今生きていることが
なによりも愛おしい

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