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子供の価値観を知ろう

こんにちは!

今日も育児と仕事の奮闘中のパパセラです。

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今日は、『子供の価値観』についてのお話し。

前回の記事で『子供に合わせるのは感情であり、行為ではない』という内容を書いていました。

その中で、コーチングにまつわる内容を書かせてもらっていましたが、今回もそんな内容になっています。親が子供にとっての「人生の伴走者」つまり「コーチ」として互いに成長していくため、持つべき視点について書いてみます。

〈コーチに必要な視点〉

コーチがクライアントの状態を把握するためには、3つの視点が必要とされている。それが Posession、Behavior、Presenceの3つである。

Posession:身に付けるべきもの、スキル
Behavior:行動
Presence:考え方、信念、価値観

この3つの視点は、独立して存在せずに互いに関係性を持っている。身に付けるべきものとすべき行動が分かっていても、クライアントの価値観と相違があれば中々実際の行動が伴わずに、目標が達成されないケースとなる。コーチはこれらの視点からクライアントの抱えている悩みに気づきを与え、目標達成を援助していく。

〈子供のPresenceは発展途上〉

上記で挙げた3つの視点の中でも、子供においてPresence(価値観)は未熟であり形成している最中であるということを念頭に置いておく必要がある。ものの考え方や価値観は、いわゆる成功体験などの実際に経験した出来事から形成される。そもそもあらゆる出来事に対する経験自体が少ない子供は、もちろん価値観も変化の途中なのだ。だから、先月までできていたことが最近できなくなってきた、なんてことは少なくない。子供の価値観は柔軟に、そしてダイナミックに変化していくのだ。

そして、特に注意が必要なのが、子供の価値観が親の価値観を反映しているということだ。アドラー心理学の書籍にも書かれてあったが、『子供は親の価値観を無視することはできず、受容するか全面反抗するかだ』と言われている。良し悪しは別にして、親の価値観からかなりの影響を受けてしまう。

〈子供のPresenceに気づく〉

子供のPresence(価値観)は、良くも悪くも変動しやすい。そんな子供の価値観の変動を察知する必要がある。そうでないと、子供の意図と正反対の言動を親がしてしまうことにもつながる。そのためにはやはり、コミュニケーションが必須になってくる。主に質問を投げかけるのだが、オープンな質問をすると様々な返答が返ってくるかもしれない。これは「Yes、No」で答える質問でなく、「なぜ?」や「何?」などのフリーな返答ができる質問だ。子供の返答は多種多様で理解に苦しむかもしれない。しかし、そういったやりとりをしていくうちに少しづつ子供の意図がわかるようになってくる。その中で、Posession(身に付けるべきもの)を明確にしBehavior(行動)につながるようなアドバイスができれば親子ともに納得できるのではないだろうか。

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今回は「子供の価値観」について、コーチングの考え方を参考に考えてみた。育児の目標は『子供の自立』であると考えている。コーチング自体が『クライアントの目標達成のための援助』であり、ただ教えるのではなく、自立に向かわせることでもあるので、育児に似通った部分は多いと思う。そのために相手の価値観を知ることはやはり必須なのだろう。そおういった視点を持って育児に臨みたい。

ではまた!!

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