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元英語コンプレックスハーフがペラペラになるまでの道のり

こんにちは😄はるりです🌿
私はこのブログで、
ジョージアのリアルな情報と
ジョージアに来ることを決意した自分の考えや気持ちを発信しています🌼

これまでの記事では、ジョージア関連の発信をしてきました。

今回は、ジョージアから離れて、「英語」について書いていきたいと思います。

いま、わたしは90Englishという会社で、バイリンガルコーチとして、日本人に向けてオンラインで英語のコーチングをしています。(ちなみに、TOEICは940点)

たくさんの人から英語はどうやって勉強したの?、なにか良い勉強法ない?って質問されることが多いので、わたしがどうやって英語を話せるようになったのかまとめてみました✨

今回は、時系列に沿って、英語とどう関わってきたかや勉強法をお話ししようと思います。

気になる人はぜひ読み進めてみてください🌈


身近にあった「外国」と「英語」

父がトルコ人で、母が日本人のハーフのわたしは、日本で育ちました。

幼い頃から夏休みにトルコや周辺のヨーロッパへ旅行行くことが多く、「外国」は常に身近にありました。

普段生活している日本とは全く異なる「外国」の人や、建物、街の風景。

これらに漠然とキラキラとした印象を持っていました。

岡山県の田舎出身のわたしは、この「外国」に対して人一倍強い憧れを持っていたと思います。

そんなキラキラな「外国」のことをもっと知りたい!もっと近づきたい!って思ってたわたしは、
「英語」が使えるようになれば、「外国」ともっと近づける。
と思っていたような気がします。

トルコは、トルコ語が共用語で、家庭内の言語は日本語なので、英語はみんなと同じように学校で学んでいました。

ただ、ハーフっていうことから周りからはなんとなく英語ができそうって思われていて。

勉強が好きなタイプだったので、高校生まで英語は得意科目だったし、海外と触れる機会も多かったので、まあ自分はそんなに勉強はしなくても英語はできちゃう系の人だろうって思っていました。

お花畑🧠


大学入学時に受験したTOEIC

大学では、入学式前に全員TOEICを受験しなければならず、これがわたしの英語学習の大きな転機になりました。

このときの点数によって、全学部合同での英語のクラスが振り分けられます。

周りの友だちに、
めっちゃ海外旅行に行きたい〜
外国人の彼氏つくる〜
と自分は英語ができる海外好きな人っていうのをめちゃめちゃアピールしていました。

まあ勉強は得意だし、小さい時から英語に触れてきたから、普通にテストを受けたら人並み以上の点数は余裕で取れるだろうと思っていました。

受験から約1ヶ月後に点数が返ってきました。

結果は480点。

唖然としました。
中の下くらいのなんとも超絶平凡な点数。
振り分けられた英語のクラスは、もちろん中級のクラス。
英語や海外志向の人もまったくいない。

入学早々、英語が得意な海外思考の人を装ってた私は、かなり落ち込み、ものすごく恥ずかしい気持ちになりました。

当時、点数は誰にも言えなかったけど、1年生のときだけ所属していた部活の中に同じ英語のクラスの人がいて、その人から言われた言葉が今でも忘れられません。

『俺と同じクラスってことは大体400点後半っていう平凡な点数やな。』

自分でも知ってはいたけど、人から言われると心にグサッとくるものがありました。

ここから私の絶対英語できるようになるぞのスイッチが入ります。

こんな点数やだー!!!!


半年後のTOEICに向けて猛勉強

もともと、入学当初と半年後にTOEICを2回受験することが決まっていました。

そのため、まずは、TOEICで良い点数を取ることを目標に猛勉強しました。

私がやった勉強法はこちら↓

①TOEICの過去問を解きまくる。

②英単語帳の単語だけ覚えるのではなく、フレーズで覚える。

③文法が分からなかったところは、高校で使った教科書をとことん読み込む。

④大学構内の海外の留学生と、海外や英語に関心のある日本人学生が集まる場所に頻繁に行く。

細かな勉強法はさておき、④のように常に自分の英語に対するモチベーションを保つために、英語に身近に触れたり、英語が流暢に話せてかっこいい!って尊敬する人が周りにいる環境に身を置いておくことはとても良かったと思っています。

step by step


2回目のTOEIC

そしていよいよリベンジを果たす2回目のTOEIC。

結果は、680点。
4月より200点上がっていました。

ホッ。

やっとスタートラインに立てた気がしました。

ここからは、自信を持って英語学習に励みました。このやり方で間違っていない。このまま頑張るぞって。

大学では、海外や英語が好きな人は、すぐに留学に行っていました。

わたしも漠然と留学には行きたいなと思っていたけど、これがしたい!っていう明確な目標はなく、モヤモヤとしていました。

周りの人は、「英語が話せるようになりたい=留学」といった感じで留学していたけど、実際それだけで留学に行くのはなんか腑に落ちず。

親からも、日本でもっと英語の勉強できるでしょ。って反対されました。

そうだよなーって。
いったん、英語に関しては、ゆるめに勉強を継続したり、外国人の友だち遊んだりしていました。

日常的に英語に触れるようにした大学時代


もうひとつの大好きなこと「世界史」

少し話がずれるのだけど、英語と同じくらい小さい頃から好きなのが「世界史」。

小学校の頃から、読書が大好きで、図書館ではエジプトのピラミッドとか、トロイの木馬とか、そういった世界史の本をよく読んでいました。

圧倒的に好きで、得意な科目が世界史でした。そんなわけで、西洋史のゼミに所属。

そこで素敵な教授や先輩とお話しする中で、実際に関心のある国で、現地の言語で書かれた本や論文を研究することがとても大切ということを教えてもらいました。

コレだ!!

留学に行く目的がうっすらとみえてきたように思いました。

現地の言語で書かれた文献を研究するのがベストだとアドバイスをもらい、それなら絶対英語でやりたいと思ったので、イギリス史を専門にする事にしました。

実家との決まり事で、大学は4年で卒業するっていうのがあって。
そうと決まれば、チャンスはあと1回。
大学3年生の夏から1年間の交換留学に向けて大急ぎで取り掛かることに。

留学に行く準備ってどんなことが必要なんだっけ?

留学までの道のりは長い!


留学のために受験した1回目のIELTS

私の大学には交換留学制度があり、応募できる要件はIELTS5.5以上。

ふう。

このとき、大学2年生の夏。
留学の願書締め切り10月までに受験できるIELTSは1回のみ。

センター試験の勉強以来、まともに勉強したことがなかったけど、ここでもう1度エンジンを入れ直しました。

大学2年生の8月9月は勉強とバイトに費やすことに。

このときにやった勉強は、

・ひたすらIELTSの過去問を解きまくること。

・過去問で分からなかった単語やフレーズをノートに書き出すこと。


これを徹底しました。

いざ、受験すると
オーバーオール5.5

最低ラインはとりあえずクリアできました。

12月のはじめに合否結果が届き、まずは「どこかに」留学に行けることは決まりました。

次の段階として、留学先。
交換留学先は、大学のレベルによって必要なスコアが異なっていました。

わたしの行きたかったイギリスの大学は、シェフィールド大学。(The University of Sheffield)

Sheffieldに応募するのに必要なスコアは、6.0。

1ヶ月後にIELTS受験ができたので、これがラストだと最後に本気を出す場だと、文字通り全てのエネルギーをIELTSの勉強に注ぎました。

がんばるぞー!グルグル🌀


センター試験以来の本気モードで受けた2回目のIELTS

基本的には過去問を徹底的にやったのですが、今回それにプラスしてやったのが、

「音読」

わたしの人生の英語学習においてこの期間に最も成長を感じました。

それは、やはり音読にめちゃくちゃ時間を使ったから。

具体的には、

①ReadingやListeningのセクションの知らない単語や文法をチェックする。

② 黙読して内容がすんなりと理解できるようになるまで、何度も黙読する。

③音声を聞きながら内容が理解できるようになるまで、何度も音声を聞く。

④音声を聞きながら、音読をして、音声と同じスピードで話せるようになるまで繰り返す。

ほんとうにぐんぐん上達しました。
日々、上達を実感できるレベル。

1つの長文をこの文章は完璧!って思えるくらい何度も繰り返して練習したので、もちろん時間はめちゃくちゃかかりました。

ただ、一つ一つの文章に丁寧に向き合ったので、この文章のことは完璧に分かるって自信を持って言える文章がどんどん増えていきました。

過去問だけを徹底的に何度もやるという勉強法で臨んだ2回目のIELTS。

飛躍的に伸びました。

オーバーオール6.5。

留学前に英語のベースができていたことで自信になりました。

おまけ話なのだけど、2回目のIELTSの勉強を通して、IELTSのテスト自体がとても好きになって、IELTSアンバサダーに任命されてイギリスに留学にいきました😂

これ以降は、留学までの半年ほど時間があったので、専門となる西洋史の勉強や、留学の準備に時間を当てました。

実際にイギリスに留学してどうだったかについては、また別の記事で書きたいと思います。

イギリス留学時代の授業のノート


まとめ

わたしが強く思うのは、英語力を上達させる上で、文法や単語といった土台となる部分がめちゃくちゃ大切ってこと。

ここを避けて、英語が話せるようになる抜け道的な勉強方法は無いと思います。

基礎がガタガタな状態で、英語が話せるようになりたいから、英語を話す機会を作ろう!と言って、ただ話すだけっていうのは大して効果ない。

洋画や洋楽などなんでもいいけど、これと決めた英語の「まとまり」の中に出てくる英文の文法や単語をしっかり理解することがとても大切。

いろんな参考書に手を出すのではなく、一つこれと教材を決めて、この内容だけは完璧にするぞ!の気持ちで、徹底的に勉強すること。

日本にいながらも、正しいやり方で勉強をすれば英語力を上達させることはぜんぜんできます。

英語関連の記事はまた書いていくので、こちらもお楽しみに〜!

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