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その間、悲しむのをやめなければならない。

きみがどんな闇の底にいても
じっと待っていればいい。

やがてそれはあらわれ
通りすぎる。

その間、音をたててはならない。
その間、悲しむのをやめなければ
ならない。

それはきみの独善的な悲しみより
尊いものだから。

そしてきみは思う。

自分の神話を
信じていて良かった。

#ドライアド_

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