【詩】ひと刺し指 -優 An怒 愛-

左のてのひらにしゃれこうべ
右のゆびさきに細い液晶画面

左手にある重いハンマー
頭蓋骨にブチ込んでみろ
タイマンのが清々しいな

右手の指先ちょちょいのちょい
尖んがった言葉を皆で投げれば
心に突き刺さって致命傷になる

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言論の自由にあやかれば
何を言ってもいいのかよ

逃走
stupid

腐れ外道のカス共め
一人じゃ何も出来ねぇ癖に

群れ成して ひとりを襲う ゴミ虫が

人差し指
人刺す指

汚ぇ液晶撫で回し
儚き命を奪い取る
醜い下衆の大群よ

その液晶は便所の床より不衛生なんだぜ

てめぇに人殺す覚悟はあんのか
無ぇなら無闇矢誑垂れ流すなよ

文句あんならツラ合わせて
面と向かってサシで言えや

何を書くにも覚悟キメろ
命を奪わぬよう祈るなら
怒って起こす権利は無い

いのちは思ったより重い
狩るにはあまりにも軽い

軽率なその人差し指は
顬に当てて引き金弾き
腐った脳味噌晒け出せ

怒りを優しさと愛で包めばきっと永遠のYou & Ｉになる