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【詩】命の行方

呼吸が終わったとき
心臓が止まったとき
生命が終わったとき

どこへ行くのだろう

天国と地獄が存在するという説
極楽浄土か剣山業火で永久に過ごすのか

輪廻転生が存在するという説
ならば私は前世はなんだったのだろう
そして私は来世でなにになるのだろう

死後は無であるという説
何一つ存在せず無を知覚することも無い

いずれにしても
死者は物語を紡がない
死人は言葉を話せない

Dead Men Tell No Tales.

そんなことばかり考えては
重たい心臓をなんとか動かし
狭苦しい肺に酸素を詰め込み二酸化炭素を吐く

この半永久機関の終わりはいつだろう
永久が終わった先にはなにが待ってるのかな

考えても、行動に移さないと答えは出ない
行動に移さなければ答えを出す必要は無い

つまり、考えるだけ無駄なんだ
それでも終わりたい時が来ると
どうなるのかなって考えちゃう

珈琲とタールを体内に溶け込ませて
洗濯物でも干すとしようかしらね。

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