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【詩】括
ひと月半明けて飲んだビールは
全身に染み渡る様に美味かった
今日が終わった時に
人生を一区切りする
酒と共に吸った煙草は
切ないような味がした
四年と七ヶ月
光陰矢の如し
色色々々あったけれども
何やかんや楽しかったぜ
馬刺し、鶏唐、ホタルイカ、揚げ豆腐
楽しかった思い出と、忘れたい出来事
ツマミは豊富、酒を流し込んで味わう
辞職を承認する
このたったの七文字で
終わってしまうひと時
迷惑屋の小童の餓鬼を
一度戻して受け入れて
感謝の言葉しか無い。
酒場の空気はやっぱり美味しい
常連の人たちとの会話が楽しい
70度から69度へ
首を括る前に腹を括った
もう戻れない進むだけだ
新たな芸術の道を歩こう
卯月の夜 酒と交わそう 道標
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