【詩】某
某、文字を綴る者
某、言葉を教える者
理想の私は文壇に
現実の私は教壇に
カウントダウンは始まっている
十三階段の果てに見る景色は何
十三階段が十三周続いている
ひとつ終えてもまた次へ
登り終えてもまた次が
脈打つ限り這い登る
途中で投げ出しちまってもいい
それくらいの覚悟で今は良いよ
半端な思いで生きるつもりは無い
半端に生きるくらいなら死ねよと
半端者の私は常に思っているのです
航海を目指し冒険するも良し
後悔しないよう安牌切りも良し
豪快な人生のために全てを許そう
幼い頃から海賊が好きだった
この詩も海賊を見た思い付き
何にも縛られず自由に生きる
それが何よりの夢であります
雀は翼を広げて泳ぐ
私は言葉を残すのみ
孔雀が如く極彩色の
美しい散り様を置く
陽砲酔う法
海賊暮らし
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