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【要約】継続のための極意がわかる「続ける思考」

井上新八さんの著書『「やりたいこと」も「やるべきこと」も全部できる続ける思考』を読んだので要点をまとめます。

筆者はブックデザイナーの井上新八さん。「趣味は継続」と言い切るほどの継続の達人で、ジョギング25年、手書き日記23年、ブログ8年、1日1冊本を読む2年11ヶ月と、「どこにそんな時間があるの?」と言いたくなることを毎日継続されているようです。

私自身も、わりと継続は得意な方だと思いますが、この量の継続には脱帽しました。本書は、そんな継続の達人が続けることの楽しさとその極意をまとめたものです。

本書から特に重要だと思ったポイントを5つご紹介します。

大切なのは「毎日やる」と決めること
「きちんとやる」より「小さく続ける」
「小さな前置き」をセットする
「いつやる」をとことん具体的に決める
「記録」が継続を加速させる

井上新八『「やりたいこと」も「やるべきこと」も全部できる続ける思考

大切なのは「毎日やる」と決めること

これは自分も常に1番重要だと思っていること。「ラクに続けるには、選択肢を減らすのがいちばん手っ取り早い」という意図で、「今日やろうかなどうしようかな」という迷いを排除することで続けやすくなるというものですね。何も考えずに、ただ単に毎日やる。ということが何よりも重要ということです。

「きちんとやる」より「小さく続ける」

完璧主義になりすぎると続けられるものも続きません。5分でも1分でも30秒でも良いので、小さく継続できるサイズに切り取ってみましょう、ということです。

「小さな前置き」をセットする

何かに取り組む前に、小さなクッションを用意しておきましょう、ということです。例えば、「コーヒーを淹れる」は、「本を読む」ためのスイッチにする、とかですね。これは私も自然とやっています。パブロフの犬的な話ですね。

「いつやる」をとことん具体的に決める

「時間があったらやりたい」「時間ができたらやる」は実現しない。と筆者は言います。Kazu Languagesさんの「ゼロから12ヶ国語マスターした私の最強の外国語習得法」では、「同じ時間に同じ量を勉強する」という習慣化のコツが紹介されていましたが、それにかなり近いですよね。

「記録」が継続を加速させる

毎日やることを決めて、その日できたらカレンダーに◯を書く、という簡単な「記録」が、続けることを楽しくさせます。「コレクション」するのは楽しいからです。私も以前ご紹介した「ハビットトラッカー」で記録をつけることを楽しんでいます。

継続をすることって楽しいんだ、と思わせてくれる1冊でした。さらっと読めておすすめです。

【お知らせ】私がCanvaで作成したハビットトラッカーのPDFをダウンロードいただけるようにしました(もちろん無料)。こちらをコンビニなどでA4サイズで印刷して、4つにカットし、持ち歩いて習慣化にお役立てください。以下の公式LINEを追加して、「Habit」とキーワードを送ってください。
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