見出し画像

作者の目線と読者の目線

こんにちは!
一次創作BLの推しカプに狂っている字書きです!

先日、マシュマロマガジンのマシュマロ見習いさんが感想を語って下さったので、それを読んで感じたことを備忘録として書くことにしました!

なんでかって、嬉しかったのは勿論なんですが、新たな発見がありまくったので書き残しておきたいと思った所存です。リンクはこちら!

今回も推しカプは【A(店員)×B(客)】と表記します。名前を出さないタイプの推しカプ短編小説で、文字数は約2800字です。こちらの企画の応募要項は最大10000字なので、少ない方だと思います。

ええ、とりあえずまず……
赤文字で感想書き込まれるのって最高だな!!!!(真似しました)
ここで気持ちが動かされたんだっていうのがめちゃくちゃリアルに伝わって、うおお……!となりました。これは健康に良い。元気になった。

具体的に見て行くと、『コンビニの目の前は大きい駅で、この辺りでは待ち合わせによく使われる場所だった』"だった"の部分に、「本人は縁がないのかな?」と書いてあって、ドキッとしました。実際、そうです。無意識にAは待ち合わせという意味であんまり使わないと思っていたのですが、それが文章に現れていたらしいです。えっ??察しの神??

結果的に伝わっているので良いんですが、説明が足りない部分があるなぁと思いました。『当たり前のことは書かない』『前文で説明したことは繰り返さない』などで文章をコンパクトにしがちなので、端折る癖が出ているのかもしれません。これは、ちょっと見直さないといけませんね……!

後半からマシュマロ見習いさんが完全に『推しカプを応援する第三者』になっていてにっこりしてしまいました。『イェーイ!!』ってもう、若き2人をずっと見守って来た仲人じゃないですか。こんな短編でここまで親身になって喜んでくれることある……??なんというか、こんなにスタンディングオベーション(号泣)みたいな感想を頂けるなんて思ってなくて、本当に嬉しかったです。
そもそもBLだし、応募するのにも悩んだくらいで……(結果クリスマスを大幅に過ぎたのですが)。勇気出して送って良かった〜〜!!

『幸せになってくれよな!!!!』とマシュマロ見習いさんに祝福される推しカプ……(嬉しい)何度も『良い子』って言われてるんですけど、私は「良い子に見せよう」と思って書いてないので驚きました。これはマシュマロ見習いさんに限らず、推しカプ小説を読んでくれた人が必ず言うので、ほほう……となりました。いや、推しカプは2人ともとっても良い子で愛おしくて仕方ないと思ってるので、意識しなくてもそれが出ているんだと思います。滲み出る愛。

その後の『焦らし上手』という所、これは私の創作人生に革命を起こしました。こちらも、そんなつもりは無かったからです!(ポジティブな意味で)
読者に対して、「クックック……焦らしてやろう……」なんて気持ちは一切無かったので、赤文字でマシュマロ見習いさんがもだもだしてるのを見て驚いてしまいました。

いやでも確かに、私の小説(特にこれ)には、この先どうなるんだというハラハラドキドキは無い。というか、展開がものすごく分かりやすい話になっている。死ぬほど分かりやすいフラグも敢えて立てたりするし、しっかりフラグ回収しちゃう。大どんでん返しはほぼありません。
これが作風と言われてしまえばそうですし、全然嫌いではないですが、もしかしたら人を選ぶ内容かもなと思いました。『この先どうなっちゃうんだろう……!』となる話が好きな方は、多分私の小説は好まないと思います。えっ私の推しカプ最高なのにそれは勿体ないな!?今度は展開が読めない話を書いてみようかな!!(ポジティブ)

『すごいですよね。結末分かっててもこんなに気持ちが揺れ動いて、楽しい気持ちにさせてもらえるんですよ!』

この一文、嬉しすぎて写経したい。
作者の私的には、「そうなんですか!?ありがとうございます!」って感じです。マシュマロ見習いさん、2000字分くらい焦らされてるのにこんな嬉しいことを言って下さる……(しかも作者は焦らしている自覚がない)でも、そう思って下さるなら感無量です……生きてて良かった……!!

『ハッピーだろ!? ハッピーだよな!? 絶対ハッピー! いぇいハッピー!!』

ジェットコースターのてっぺん超えてそのまま銀河鉄道になっちゃったみたいな小説ですね(解説者顔)
いやでも、実際そう……!!それこそ小説ってジェットコースターみたいに山あり谷ありで読者の心を動かすものだと思うんですけど、銀河鉄道ですからね。言っていいですか、これも、正直意識していませんでした。ただ、この話は山あり谷ありを作ろうというのも意識してなかったので、『書きたいものを書いたら銀河鉄道だった』というパターンです。

ちなみに私は登場人物も読者も作者(私)もハッピーになれる話が好きです。

先程、展開やオチが読めるという内容を書きましたが、それはあくまで読者の話であって、推しカプ(当人たち)の話ではありません。AはBが自分を待ってるなんて夢にも思ってないし、BだってAに誘われるなんて思ってません。

だからッッ……『読者にはオチが分かっちゃうけど、推しカプ(当人たち)は一生懸命に恋をしている』という最高に楽しい話(楽しいのは私)を書いちゃうんですよね〜〜〜!!!(気付き)
そして結果、読者を焦らして仲人にしてしまうという。エンターテイナーか??

でも、書いてる時は一人称のキャラクター(この話ならA)にとても寄り添った気持ちになるので、オチが読めるなんてのは全然気付けないんですよね。だってAは夢にも思ってないので。いや〜〜〜〜これは本当に気付き。成長。マシュマロ見習いさんに言ってもらえなかったら、一生気付けなかったかもしれない……。

それから、マシュマロ見習いさんは「間」の使い方を褒めて下さいました。でも私、句読点や三点リーダーの使い方がむしろ苦手なので驚きました。どっちも多用しがちだと思っていて、なんなら会話文の最初に全部三点リーダー付けたいくらいで(溜めすぎ)。毎回、考えて考えて調整してます。でも、気を付けているのが幸をなしたのか、褒めて頂けて少し自信が持てました!ありがとうございます!

嬉しいお言葉と感想を浴びて、ふわふわと幸せな気持ちになっている一方で、『大体の展開やオチが読めるのにおもしろい(と言って頂けた)とは……!?』と考えてしまいました。自分が小説を読む上で、先が分かるというのはあまり気にしないのですが、世の中の小説って『衝撃のラスト!』とか『誰もが予想しなかった大どんでん返し!』みたいなの多いじゃないですか。実際その言葉は多くの人の興味をそそっていると思います。
そういう意味では、私は革命児になれるかもしれないので、このあたりを今後も考えつつ、楽しく創作活動に励もうと思います。

本当に良い機会で、取り上げて下さって嬉しかったです!
ありがとうございました!

メリークリスマス!!!

この話の続き書きたくなっちゃうし、B目線のイブの話も書きたい……。
Aの友達「あれ? 何か急いでる? もしかしてデート!?」
A「いや、バイトだ」
Aの友達「え〜!? イブなのに!?」
A「別に予定ねぇし、今日だと割が良いんだよ」
っていう会話を聞いたBが女の子からの誘いをかわしながら、めっちゃオシャレしてコンビニに突撃する姿見たくない?私は見たい。

この記事が参加している募集

note感想文

読書感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?