SEKAI NO OWARI「silent」が頭から離れない。ってところから、わたしが気になる歌詞について分析してみた。#つんく視点
ほんとに、わたくしごとですが、音楽に救われて生きてきました。
JPOP。その歌詞に、なんど泣かされ、こころふるわせ、ときに励まされてきたことでしょう。
なんてったって、カラオケ世代。
朝から晩までひたすらカラオケに入り浸っていたことも、あるとかないとか。シャ乱Qの「ズルイ女」と「シングルベッド」が十八番だった時代も、あるとかないとか。
きょうは、まずまず最近のアーティストさんの作品で印象に残ったものを、一部抜粋してご紹介します。
1、SEKAI NO OWARI「silent」※『この恋あたためますか』主題歌
まるでミルクをこぼしたような そんな夜
静寂の音がうるさくて 今夜はきっと眠れない
2、Official髭男dism - I LOVE...
まるで水槽のなかに 飛び込んで溶けた 絵具みたいな イレギュラー
3、back number - ハッピーエンド
見える全部 聴こえるすべて 色づけたくせに
青いまま枯れてゆく あなたをすきなままで消えてゆく
ポイントは、色、音、小説的描写
とにかくそれぞれの世界観、卓越した表現に興奮してしまい、もう、なんどもリピートして聴いています。
気になる部分はたぶん、風景、心理などを、色や音で表現しているところ。
静寂の音がうるさくて
は、キャッチコピーの極意にもある違和感。静寂がうるさいって、真逆のことをいっているのに、しっくりきますよね。でも違和感があるから、こころをつかまれます。
水槽の中に絵具は、フツー飛び込まないですよね。たしかに、イレギュラー!その着眼点にしびれます。
~すべて 色づけたくせに って、彼のいない世界は、まっしろなキャンバスか、モノクロだったわけですよね。
枯れていく って、めちゃくちゃ切なさが伝わってきますよね。
小説もドラマもスキな、わたしだからこそ!?
ハマる音楽、歌詞を、じぶんなりに分析してみた結果、こころにひっかかるフレーズには、共通点がありました。
こんど、SEKAI NO OWARI「サザンカ」とback number - 「瞬き」についても語っていいですか?
スキをかたるって、しあわせ。
さてきょうは火曜日。『この恋あたためますか』♬
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