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「エアゾール」って、なに?
こんにちは。
愛知県愛西市で化粧品や日用品。エアゾールや、そうでないモノ。
あなたの「くらし」と「じかん」に寄り添うモノづくりをしている株式会社メイゾルです。
メイゾル商品の製造元は、名古屋エアゾール株式会社という会社です。
そこで今回は、あまり聞きなじみのないであろう「 エアゾール 」について書いていきたいと思います。
1.「エアゾール」の定義
◆「エアゾール」って? ※エアロゾル(Aerosol)とも呼びます。
煙や霧のように微粒子が空気中に浮遊している状態
◆「エアゾール製品」って?
ガスの圧力で内容物を霧状や泡状にして放出する製品
ヘアスプレーや洗顔フォームのようなスプレー製品をイメージしてもらえればと思います(あくまで気体の圧力を利用したものを指しです)。
2.「エアゾール製品」の構成
次に、エアゾール製品の構成要素について。下記のようになります。
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/20214874/picture_pc_665273c4a72d2ad975cff714d7f7c3af.jpg?width=800)
使う人に積極的に役立つ機能性を持った包装という意味で、機能包装(Active Packing)と呼ばれます。
3.「噴射剤(ガス)」の種類
エアゾール製品の大きな特徴として、噴射剤(ガス)が充填されていることが挙げられます。いろいろと分類のされ方がありますが、大きく「液化ガス」と「圧縮ガス」に分けられます。
![画像2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/20214890/picture_pc_cfec501d9f291443e5eb8dc377d3d886.jpg?width=800)
LPG(液化石油ガス)という言葉は、一般的にプロパンに対して用いられることが多く、エアゾール製品でもよく使用される噴射剤です。フロンに関しては、皆さんよくご存じかと思いますが、オゾン層破壊ガス・地球温暖化ガスとして指定され、現在では強い規制がされています。
次に「液化ガス」と「圧縮ガス」それぞれの長所・短所について。
![画像3](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/20212192/picture_pc_5145b79968b35700fab317e531e9479b.jpg?width=800)
液化ガスは一定の製品品質を保つのに優れる一方、温度管理には注意が必要です。圧縮ガスは製品化するのにいくつかハードルがありますが、安全面では液化ガスより高いといえます。特に国内で多く使われている「炭酸ガス」や「窒素ガス」は不燃性なので、製品の燃焼性を抑える効果が期待できます。
とはいえ、基本的にエアゾール製品は「火気厳禁」。使用の際は、製品表示をよく読んで、正しい使い方を心がけてください。
4.「エアゾール製品」の仕組み
文字だけだと、どんな構造なのか分かりづらいかと思いますので、イメージ画像を用意しました。
![画像4](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/20214612/picture_pc_0486d8676c42c579b3749d5486a34762.jpg?width=800)
かなり簡略化されてますが、結構パーツが多いです。特に「弁」のところ、ここを『バルブ』と呼ぶのですが、小さな部品の割には構造が複雑です。
このような構造のため、製造には特殊な技術や機械、それなりの工程が必要となり、全国でもエアゾール製品の製造を行う会社は少ないです。
また、「ガスの種類」や「内容物」など製品の特徴に応じて、使用前に「振る」or「振らない」や、使用時に「頭を上にして使う」などの注意表示がされています。何度も言いますが、使用の際は、必ず製品表示を確認しましょう!
5.「エアゾール」の歴史
第2次世界大戦中にアメリカ軍によって使用された殺虫剤が最初だとされています。その名も、「Bug bombs」。
日本のエアゾール製品の歴史については、大戦終結後まもなくの1947年頃。「Bug bombs」等の外国製品からヒントを得た先駆者達が、開発・研究に着手しました。その後、1950年代より数社のエアゾール充填会社が発足し、殺虫剤とヘアスプレーが生産され、日本のエアゾール産業が産声を上げます。
名古屋エアゾールも、この黎明期に創業し、今まで何とか生き残っているわけですが、この話は追々。。
6.「エアゾール製品」の特長・使用上の注意点
最後に、エアゾール製品の優れている点と、使用の際に注意するポイントについて書いていきたいと思います。
![画像5](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/20214904/picture_pc_8ac5813993c6425411e4736157fa7d6b.jpg?width=800)
一言でいえば、「とっても便利」。この利便性の高さから、様々な用途で製品が生み出され、人々の生活に浸透しているのだと思います。
![](https://assets.st-note.com/img/1692245768719-gDjAgg3qPc.jpg?width=800)
一方で、「圧力をかけてガスを充填している」という特性から、使用や保管、廃棄に関しては十分注意が必要になります。
おわりに
「エアゾール」の大まかな話については、一旦ここまでにしようかと思います。奥深い世界なので、まだまだ書く内容は沢山あります・・・が、がんばります!!
また、製品について触れる際にも、記事できたらなぁ💭と考えています。
ではでは👋
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