見出し画像

頭の体操 水産編

いきなりだけど問題!
これなんだ?

ヒント
包丁!

はい、どんな包丁か?

形をよく見て〜!

画像1

続くヒント
刃が付いていない。

えー?刃が付いてなきゃ包丁じゃ無いじゃん!
って思わない?
ところが、そーゆー包丁って
水産業会ではけっこーよく使う。
例えば「貝ムキ包丁」

画像2

目的は貝殻から身を外す事だから
必要最低限の切れ味で十分
つまり、切れない方が良い。
で、刃が付いていない。
それでいて薄くて丈夫。
貝殻の隙間に曲がらず入り込む強さが要求される

画像3

同様に、
刃が付いている必要がない包丁といえば…


ってことで
魚屋さんへ行こう
先日行われたかまぼこ作り体験教室
そこで使われたのがこの包丁❗️
業界では「つけ包丁」と呼ぶ。

画像4

原料のすり身をのばし
板の上に盛り付ける時に使う

画像6


つまり、切れ味はさほど要求されない
その代わり適度の「しなり」と
ヘラやコテの様な薄さが必要な、プロ御用達の道具。

画像5


よく見ると関東仕様と名古屋仕様で
刃先や長さが微妙に違う

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?