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【作品】『推しの好物ナポリタン』(NAGOYAヴォイシーノベルズ・キャビネット)

昨年、『NAGOYAヴォイシーノベルズ・キャビネット』に採択された。

『推しの好物ナポリタン』|NAGOYAヴォイシーノベルズ・キャビネット

『いつでも・どこでも・だれでも気軽に文芸作品に触れることができるウェブサイト上の本棚』というコンセプトで今年の3月末まで作品募集をしており、多くの作品が掲載されている。

採択された作品は、東海圏の劇団等で活動している俳優の方が朗読してくださり、作品を耳で聴くこと、読んで目で楽しむことが出来るというもの。わたしの作品も劇団うりんこの高島絵里さんに朗読していただき、掲載されている。

自分の作品がこうして誰もが見られる場所に掲載されていること、朗読していただいたことで作品に息を吹き込んでもらえたこと、これらに言葉に出来ないほどの感動を覚えた。

創作の楽しさを再認識することが出来たし、もしも見てくださった方がいたとしたらこれほどまでに嬉しいことはない。

そして、タイトルにも書いた通り、採択されて賞金として15,000円を頂いた。

これもわたしにとって大きなモチベーションになった。お金がもらえて嬉しい!という話ではなく(そりゃ嬉しいけれど)、何かを続けていくときには、「到達したい目標を明確にして努力すること」「どんな結果であれ、分析して次に向かうこと」、この繰り返しが大切なのだと改めて知ることが出来た。

よく考えてみれば、勉強や活動をするときになんの目的も目標(ゴールみたいなもの)もないと結局続かないのと同じなんだなと思う。

今回はうまく行った。嬉しかった。それで終わりじゃなくて、「さて次はどうしようか?」と考えて行動し続ける。

失敗が続くと落ち込むし、誰にも求められていないから辞めようかという気持ちになることもある。諦めない人が成功するというのは綺麗事かもしれないけれど、わたしはそうでありたい。次なる目標に向かってわたしは今ももがいている。

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