見出し画像

ポケモンゲームのススメ

皆さんはポケットモンスターズゲームをやったことがあるだろうか?

私が初めて買ってもらったのはポケットモンスターブルー、片時も手を離さずに遊んだのを覚えている。

自分の好きなポケモンを選び、自分の好きなように育てる。まるでもう1人の自分がゲームの中で生きているようで、当時は次のステージや街に行く度にますます夢中になっていった。

中でも他のトレーナーとの勝負は割と楽しんでいた。何が面白いかというと、まずトレーナーそれぞれにも属性があること。実世界でもそうだが、人によって性格や好むものも全然違う。

そして、目が合うと(彼らの視界に入ると)向こうから勝負を仕掛けてくる。逃げられないシチュエーションもあるが、戦いたくない時は近づかなければ良いのだ。私たちの日常でも同じ。誰かと関わらなければいけない場合もあるが、関わりたくなければ近寄らなければ良いのだ。

ただのゲームのようで意外と奥が深いポケモンゲーム。



そしてゲームを全クリするためのマストアイテム、攻略本

どうしてもクリアできない、どうしても見つからない。そんな悩みがあったときはポケモンゲーム攻略本を読み漁った。


ここの流れからも学べることがある。


疑問や解決したい問題があった時に攻略本を読むように、本来は教科書や本もそういった時に読むものだ。

学校では

”(予習復習として)教科書など読んでくるように”

”(課題として)本を読んでくるように”

と頻繁に言われるため、私たちの頭には『本、教科書を読む=学校での勉強』という方程式が出来上がっている。しかし、学校で学ぶような内容は、興味はないのに勉強しなければいけない分野(少なくとも私にとっては)。なのでそもそも”勉強すること”に抵抗がある人にとっては”読むこと”さえも苦痛になり始める。

とりあえず私は教科書が大嫌いだった。


そんな私がある時、世紀の大発見をする。


私がアメリカに渡った当時は、英語が全く喋れなかった。

そして喋るときはどうにか言葉を伝えようと、ただの単語の組み合わせを発していたものだった。

そんなある日、

「あ、このニュアンスで伝えるためにはどの言い方をすれば良いんだろう。」

無意識に英語の教科書をめくって自分の使いたい表現方法を見つけた。

そしてそのまま話すと、ホストマザーから拍手をされた。

必要なことを教えてくれるからこそ教科書は有り難みが増す。
必要なことを教えてくれるからこそ持っておきたいアイテムになる。

(5月10日教科書記念日)


そして最後はゲームの醍醐味、ポケモンバトルから学ぶこと


ゲームの中では自分のシャッフル、それぞれのポケモンの特性や技、バランス、レベル、全てを考慮して作り、勝てるトレーナーにバトルを挑む。

日常生活でも一緒。
自分は何が得意で何が不得意、長所や短所、レベル、能力、全てを考慮して勝負に挑む。それが出来て初めて戦う準備をしてきた。と言うものだ。


これに関しては面白いもので、この事実を分かってない人達がたくさんいる。

自分のことを知りもせず相手に勝つための戦略も練らない、出たとこ勝負で負けて泣いている人たち。
私からしたら実にアホらしいのだが、こういう人たちに限ってとても悔しがる。

しかるべき準備もせずに負けて何が悔しいのだろうか。勝負はギャンブルではない。勝つにはそれなりの理由があるし、負けるには負けるだけの理由がある。


そこをわかっていないまま、間違った努力をするとまず目指しているゴールにはたどり着かない。

目指すゴールに到達するには正しい努力が必要で、その正しい努力とは正しい現状把握から始まる。


出たとこ勝負で失敗してきた私が言うのだから間違いない。


少しでも私みたいなアホを減らすために伝えたい正しい戦い方。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?