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音楽はサブスクではなくダウンロード

わたしは音楽はダウンロードして聞くようにしている。ただ、ここ十年ぐらいは気に入った曲しか買っておらず、アルバムごと買うことはしていなかった。

椎名林檎の『放生会(ほうじょうや)』というアルバムがなかなか豪華なメンツだったので、アルバムをダウンロードをして、久々にシャッフルなどせず、アルバム全体を通しで聴いてみた。

『放生会』収録曲
01 ちりぬるを 中嶋イッキュウ
02 私は猫の目 (album ver.) 
03 生者の行進 AI
04 人間として
05 初KO勝ち のっち
06 公然の秘密 (album ver.)
07 浪漫と算盤 (TYO album ver.) 宇多田ヒカル
08 茫然も自失
09 ドラ1独走 新しい学校のリーダーズ
10 さらば純情 (album ver.) 
11 余裕の凱旋 DAOKO
12 いとをかし (album ver.) 
13 ほぼ水の泡 もも

音楽レビューを書けるほど、音楽的な教養がないので、「よかった!」としか言えないのだが、アルバムをまるごと聴くって結構いいなと今更ながらに思った。やはり、曲順が構成されており、緩急をつけよう、という意図を感じられる。

椎名林檎は、音楽以外のところでは要領が悪かったり、タイミングを外したり、不興を買ったり、ちょっと滑ったりもしているのだが、ミュージシャンとしてはサービス精神旺盛でエンターテイメントに身を捧げる一生懸命な人だと思っている。矜持があるからこそ、自己実現や自己主張を超えたところまで到達できているのだろう。それと、本当に音楽が好きなのだろうと思わせてくれる何かがある。まあ、詳しいことはわからんのだけれど、そのような印象を持っている。

チップをいただけたら、さらに頑張れそうな気がします(笑)とはいえ、読んでいただけるだけで、ありがたいです。またのご来店をお待ちしております!