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夢見る白紙

単細胞、君に何て悪口を言ってしまうよ
橙の宇宙が、僕の過去に入り混じる時まで

電車に揺られてる、一方通行な
恋なんて無くしてしまうよ
息辛さが、草原に羽ばたく鳥達も
忘れてしまったんだ

明日は、きっと変わるって
二人一緒に未来を手繰るって
何光年先まで、見えない君が
この地球の終わりを、知らない僕と
イコール

靴擦れを起こした将来も
嘆く彗星の蒼色に染まるかな
澄んでしまった、世界の夜明けに
また、僕だけ見つからない


勘違いも飽き飽きしてしまうような
手摺てすりに捕まったけど
将来も夢の無い、現実に無力だ

白い羊が首を傾げて、垣根を越えても
百億年前に泣き腫らした人類
もう、戦えないの
僕の参考書に絵文字は載ってない
不確かな好き嫌いも、自分じゃ分かんない

それなら、僕ら無重力に飛んで
全て忘れる前の、君と二人で
茜色の水平線に照らされる
銀河は一部が地球だって、当然の様に
笑うんだろ?

星々の鳴り響く唄声が
描いた夢だったなら良かったのにね
決められないままじゃ、怖いけど
多分、宇宙の法則より速く

僕を置いて行くんでしょ...

Ps.れるく

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