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留学で価値観の違いが辛い人へ&克服方法

Point:価値観が崩れたら、少しずつ回復していこう。

私が留学で辛かったことを振り返ると、大きく分けて価値観の違い・生活習慣を変えること・言語の壁の3つでした。
今回は、その3つのうちの価値観の違いについて解説&克服方法をお伝えしたいと思います!(残りはまた後日)
このnoteを見てくださっている方は留学辛い…と悩んでいる方、もしくはこれから留学をする人なのかな?と思います。参考になれば嬉しいです☺

価値観の違いとは

価値観の違いって海外に出るなら当たり前じゃない?と思う人もいるかもしれません。ですが、これが本当に想像以上なんです!

就活、留学に対してのモチベ、考え方、熱心度…

大きいことで言うと、就活、留学に対してのモチベ、考え方、熱心度が本当
に異なる印象でした。

例えば就活の場合、日本人で留学しながら就活をする人は特に「そんな企業・業界で働こうか」と悩みが多い時期かと思います。
ですがヨーロッパの学生にそういったことを聞くと、まだ何も考えていない人も多いですし、そもそもヨーロッパ圏内から同じヨーロッパの他国に来ている留学生は、留学期間をのんびり過ごしている人が多い印象でした。そもそも毎日を楽しもうという感覚の方が強いような気もします。

今振り返ると、私は留学・就活の2つを同時進行すること・成功させることしか見えておらず、周りの”人”を全然大切にできていなかったのかもしれない。昔からの夢だった留学をより良いものに、というプレッシャーのあまり自分の留学生活・就活の成功>友人とのたわいのない時間になっていたように感じます。
(そして自分に対してのハードルを上げすぎて、でもできなくて落ち込む。そういう悪循環だったなぁと反省)

かわいいの価値観

小さいことで言うと、「かわいい」の価値観さえも違います。

例えば、私がオーバーサイズのシャツを着ていたら(日本でよくだぼっとした服を女の子が来ていてかわいい!!となりますよね)友人から「サイズ大きすぎない?合ってないよ」と不思議がられました。また、女性で言うと普段スカート、ワンピースを着ている人はほぼおらず、みんなTシャツ✕ジーパン✕すっぴんでした。これも衝撃。あと肌が白い=美しいも❌。ヨーロッパの人は暇さえあれば日光浴をして、日焼けしていました。

日本でメイク・ショッピングが趣味だった私にとって、それが必要ない暮らしへの転換は大きいものだったと思います。もちろんそれでもやりたいならやれば良いのですが、結局やらなくなりました😂(メイクしなくて良いのはラク、日本に帰ってきてから写真を見返すと絶望しますが…)
周りがやっていないことをやり続けるには相当な気力と意志が必要だと思いました。好きなことでさえもです。

今まで疑わなかった価値観がどんどん壊れていく感覚→自信喪失

服の価値観は小さいことかもしれませんが、そういう小さな積み重ねによって日本で生きてきて一回も疑わなかった価値観がどんどん壊れていく感覚になりました。
それが自分の考え・価値観が正しいとは限らないと思うきっかけにもなりました。少し謙虚になったとも言えますが、行きすぎて自信喪失にもなりました。これが本当に辛かったです。日本で特に問題なく生きていた人ほど、留学によって今まで積み重ねてきたものが一気にひっくり返る様な経験を起こす可能性が高まると私は考えています。
逆に言うと、今留学が辛い人は日本での生活が充実していたり本当に楽しかった人なのかもしれません。私はそうでした。そして現在日本に帰ってきていますが、帰ってきた途端毎日楽しいです!笑
だから今留学が辛い人は、留学を楽しめないことを責めないでくださいね。もちろん楽しめる人が一番強いけど、楽しむことが出来ない人はまず次にあげる克服方法に取り組んだ後で、留学生活を楽しめる自分を目指せば良いと思います。焦る必要はないです。(特に1年以上留学する人は)

克服方法

じゃあどうすれば良いのか?ということですが、以下に克服方法をいくつかあげました。

  • 早寝早起き(夜は落ち込みやすい)

  • 太陽を浴びる(冬はビタミンD等の薬を飲む)

  • 運動(散歩、ジム通い等)

  • 自炊(その土地の材料を使って作る、これも留学中にしかできない経験)

  • 仲が良い人に相談(日本人でも全然良い、むしろ日本人の仲間って心強い)

  • 小さいことを継続(何かを毎日達成すると少し自信がつきます)

  • 日記(落ち込んでいるときほど言葉が出てくるものです)

つまりよく寝てよく食べてよく運動しろってことですね。何だよそんなことかと思う人もいるかもしれませんが、これが意外と大事です。
大体落ち込んでいるときは夜が多いです。しかも自分の部屋の中で。
でも落ち込んでいるときって誰にも会いたくない…と思うからそうなりがちなんですよね。

そのため私は誰にも会わずに太陽を浴びるベく買い物等は午前中に済ませていました。なぜなら周りはクラブやパブに行ったりしていて夜型の人が多いからですね。(ヨーロッパあるある?)
早起きして誰もいない時間に散歩・買い物・キッチンで自炊すると変に心をすり減らさず、かつ体を動かせるのでまず体を健康にできます。
それを継続した後、元気になってきたら周囲の活動に復活すれば良いんです。

日本人の仲間ともどんどん協力しましょう。留学しているからと言って無理に距離を取る必要はないです。これは留学前から現在までずっと変わらなかった考えでした。辛いときこそ、その辛い気持ちを母国語で吐き出せる環境って本当に貴重だし必要なものです。私は日本人の留学仲間には感謝してもしきれないほどお世話になったし、大好きな人たちです。現地に日本人の仲間がいない人は、日本にいる友人や家族に相談するのも良いと思います。

また、毎日何かを継続することもメンタル回復に効果的だと思います。私はInstagramで毎日記録と称して、その日に撮った写真とコメントをつけて、仲が良い人だけに公開して毎日投稿していました。病みすぎて1日2000字くらい余裕で書いたときもありました…😂
結局140日くらいは継続でき、毎日達成感がありました。(日本に帰国して元気になりすぎて、楽しいくらいしか言葉が出てこなくなったため止めましたが)あとはnoteもおすすめです!

さいごに

まずは健康的な生活をして、その後少しずつ挑戦する幅を広げていくことが留学中の辛さを克服する近道だと思います。
小さいことを積み重ねることは本当に地道で大変なことですが、小さなことを積み重ねずして大きな事は達成できない。そう思いながら毎日生きていくという考えは留学中だけでなくその後にも生きていくと思うので、ちょっとずつやっていきましょう💪もちろん休みつつ。それではまた!

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