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【メイブリックマム】2023.3.25  前略 崖の上より(後編)

まずはこちらを先にご覧ください。
今回の記事はその続編になります。


ライブが終わった後、メンバー4人が
入口付近の物販エリアに立つと
たちまち人だかりができた。

その様子を見て
即座に状況を読み取ることができた。

ああ、これが
ホールワンマンの注意書きのことだ。


メンバーとファンが会話を楽しんだり
グッズにサインを書いてもらったり
写真撮影をしたり。。。

目の前で繰り広げられる光景は
3週間前の私が「ありえない」と一蹴した
ファンサービスそのものであった。

ライブハウスでは当たり前に行われるのか、
その真偽は定かでないが
少なくともここ、崖の上サーカスでは
演者と観客の間に垣根はないらしい。

さまざまな年代の人が足を運んでいたが
どうすっ転んでも
メンバーと同世代の若い男女率が高い。

中にはメンバーと同級生という人も
いるだろう。
クラスメイトがこんな才能あるメンズだと
ついつい自慢したくなっちゃうよね。

ああ、それにしてもみんなまぶしい。
4人とキャッキャしている
女の子たちの無邪気さが
心底羨ましく思える。

それを遠巻きに見ながらタイミングを図る
今にもアウェイ感に押し潰されそうなオバチャン。

場が空くまでもう少し粘ろうか?
いや、それって不毛なのかな?


でもせっかく持ってきたプレゼントとCDを
そのまま持ち帰るなんて
そっちのほうが不毛じゃないか。。。

やらなかった後悔は後々まで尾を引く。
50年以上生きてきた私の経験則だ。


するとスタッフらしき男性が
「もうサインご希望の方はいらっしゃいませんか?」
と場内にアナウンスした。

今だ。


「あの~お願いできますか?」

即座にCDジャケットを渡すと
私はカバンから用意していた
プレゼントを取り出した。

無事にGETできたサイン
でもサインしてるところ見れなかった(涙)


サインの入ったジャケットを受け取り
メンバー1人1人にプレゼントを手渡しした。
何を話したかは正直覚えていない。
もう彼らが隣にいることが
夢としか思えないのだ。

と、ここで
「写真撮りましょうか?」の声がかかる。

「えっ、いいんですか!?
 私、みんなの親世代だけどいいの?」


とっさに年齢を気にする言葉が出た。
いや、何言ってんの。
本当はこれをしたかったんでしょ。
会ってみたかったんでしょ。


年齢とか初見とか常連とか
そんなの関係ねぇ!!!


スタッフがスマホで
何枚も写真を撮ってくれた。


終始緊張しっぱなしだったが
メンバーも変顔したりと笑わせてくれて
若いながらもサービス精神旺盛な姿勢に
ますます心を打たれてしまった。


ドキドキの連続だったけど
勇気を出して足を運び
間近でメイブにお目にかかれて
本当に良かった。

心が満たされ、穏やかな面持ちで
崖の上サーカスを後にする。
崖の上から見た鶴来の静かな夜景が
私を優しく包んでくれた。

崖の上サーカスから見た夜景


2023年3月は
メイブリックマムで埋め尽くされた
本当に濃い1か月だった。


高校生という肩書を脱ぎ
本格的に音楽の道へを進む4人を
これからも応援し、成長を追い続けたい。


そして私も4人からパワーをもらい
エイジレスな輝きを持ち続けていたい。


これからのメイブリックマムの動向に
ますます目が離せない。
巨大なモンスターになるべく
大きく羽ばたいておくれ~~~!!

記念すべきメンバーとの1枚。
本当にありがとう!!



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