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【メイブリックマム】2023.3.25 前略 崖の上より(前編)

大盛況のホールワンマンから3週間が過ぎ
メイブリックマムの本拠地である
カフェ&ライブハウス「崖の上サーカス」での
ワンマンライブの日がやってきた。

その1週間前には幕張メッセで行われた
ビクター主催の音楽フェス「ライブザスピードスター」に
星野源や斉藤和義、矢野顕子といったビッグアーティストと
同じ舞台に立ったばかり。

着々とその実力を見せつける4人を
真近で見られるという贅沢な機会である。

しかも彼らとお話ができるかもしれない。
サインなんかもらえたらラッキーだな。
そんな淡い期待を抱き、ホールワンマンの時に購入した
ファーストミニアルバム「energy」をバッグにしのばせた。

夕方のライブに向けて
少しずつ準備をしていく中でふと


せっかくお話しできるのであれば
感謝の気持ちを込めて何かプレゼントしたいな。

そんな気持ちが芽生えた。

バンドマン、しかも高校を卒業したばかりの男子は
何をもらったらうれしいのだろう?

どうにもアイディアが湧かずググる作戦にでると
・飲み物(ビール、エナドリ、お茶、ミネラルウォーター)
・身だしなみ系(汗拭きシート、シートマスク、入浴剤)
・お菓子
・タバコ

などなど…

未成年なのでお酒やたばこは論外。
あまり好みに左右されず、
しかも仰々しくなくないものと考えると
ミネラルウォーターとちょっとしたお菓子に行き着いた。
ひとりひとりに渡したら喜んでくれるかな。

4人をイメージして用意しました


大きな期待と同じくらい大きな不安を胸に
ひとり山に向かって車を走らせる。

崖の上サーカスは思ったよりも
こぢんまりとしていた。
まあ、もともとは飲食店だからね。
中にはそこそこの人が集まっている。
どうしよう、ものすごいアウェイ感。

オバサンがなにしに来たん???
冷ややかな目を向けられるのではないかと
一抹の不安を抱きながらも
思い切ってドアを開けると


崖の上サーカスのプロデューサーであり
シンガーソングライターの
nonshamp(ノンシャン)が
とびきりの笑顔で迎えてくれた。


あれには本当に救われたな~。
ありがとう!!

ノンシャン。まさにこんなイメージ!
今年出会えてよかった人の一人


店の入り口には先日のホールワンマンの
特大ポスター。
店内にもTEENS ROCK優勝時の賞状が
飾られており
「メイブリックマムの本拠地」
色が強く打ち出されている。

店内に飾られている賞状や写真たち

SNSや音楽フェスなどで彼らの活躍を知り
わざわざ県外から
「聖地巡礼」に来た人もいたらしい。


緊張しながら店内中央に着席する。
50人程度のキャパ、しかもホールとは違い
同じ目線で演奏を見られる贅沢な空間。

客席から見たステージ

そんな中で行われた
高校生としてラストのワンマンライブは
大舞台とはまた違う魅力があった。


演者と観客がしっかり
コミュニケーション取ってる。
そんな感じがした。

「SuperFace」では
ボーカル大史くんが
観客全員とハイタッチして大盛り上がり。


いや、
本当に緩急つけるのうまいよね~。

あっという間に時間は過ぎ
こじんまりとした空間が熱を帯び
一体となる。
そんなひとときを共にすることができた。

ライブが終わった後、4人が舞台から降り
店内入り口付近に立ったかと思うと
そこをめがけて
たくさんの人が押し寄せてきた。

おお、これかーーーーーーー!!!


ここでようやく
ホールワンマンで見た貼り紙の意味が
腹落ちする。



長くなったので続きはのちほど。

サインもらうと意気込んで持参したCD

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