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会社を辞めて、12キロ太った話

こんにちは!

noteが少しお久しぶりになってしまいました。

そんなお久しぶりな今日は、この衝撃的なお話から…。(笑)なんとタイトルの通り…「会社を辞めて、12キロ太った話」を書いてみようと思います。

実はわたし、会社員を辞めてから専門学校に入学するまでの数ヶ月間の人生のお休みで、12kgほど体重が増えました。身長は150㎝と小柄な方なのですが、40kgだった体重は、気づけばあれよあれよと52kgへ…!

なんとまあ、驚きです。(笑)

今日は、こんな経験をベースに!ヨーガの学びも交えながら記事を書いてみようと思います◎


1.休暇と体重。

わたしは、前職はサラリーマンをしていました。紆余曲折あり、心身のバランスを崩してしまい、そのことをきっかけに自分の人生について考え直し、退職を決めました。

会社を休み始めた頃は、食欲不振や吐き気などの症状がひどくあり、一時は40kgくらいまで体重が落ちていました。その後、仕事(ストレス)から離れ穏やかな生活を送っているうちに、2ヶ月くらいで自然と43kgまで戻りました。

そして、ここからわたしの" 自分に甘い生活 "が始まるのです。

「まずは健康のために食生活をちゃんとしよう!」と決め、朝昼晩しっかりご飯を食べる日々。

「見た目なんてこの際どうでもいいのよ!」

「今まで頑張ってきたんだから、ちょっとくらい休憩よ!」

そう思い、自分に甘く。ひたすら、甘く。昼夜問わず、甘く…。

心身は元気に回復を見せる一方で、体重はみるみるうちに2kg増え、5kg増え…。気づいた時には48kgへ。

それはまるで、ストレスを溜め込んでいた反動がリバウンドとなって帰ってきたような食べっぷりでした…。(笑)

そして、美味しいご飯が目白押しだったお正月を終えてひと段落した頃には、なんと52kgまで増えてしまったのです。

2.捉え方は1つじゃない。

「流石にこれはまずいことになった…。」

お気に入りの服がちょっとキツい。そう思いはじめた頃には、時すでに遅しです…。(笑)

とにかく運動しよう!そうだ、随分元気になったから、ヨーガを毎朝やろう!そう決めて、その決意とともにInstagramに写真を投稿しました。

「脱、3日坊主!」と書いた投稿に、戒めを込めて今のぷっくりとした自分の写真を載せました。

すると、お会いしたことはないのですが、同じヨーガ療法士の先輩からコメントが入りました。

『りなさん、写真見ました。今より12キロも痩せていたんですか?ガリガリちゃんだったんですね〜。』

…ん?

ガリガリだった…?

確かに40kgまで行った時は少しそう思ったけれど、43kgの時点で「少し太ってきたな」とすら思っていたわたし。

この先輩のコメントを見て、ハッとしました。

「もしかしたら、わたし、今まで太っていなかったのでは…?」

そうです。

そこで初めて、自分の中での体重における基準が、" 雑誌の中のモデルさんたちや芸能人、容姿に気を遣っている友人たち "と同じ基準になっていたことに気づきます。

「太りすぎた」のではなく、「今までが痩せていた」。

今までそんなことを考えたことは一度もありませんでした。

まさに目から鱗でしたが、その辺りの間違った認識と、新たな視点をたった一言で気づかせてくれるあたり、さすがヨーガ療法士さんだなあ…なんて感動もしてしまいました。

3.色々な体重。

インターネットなどで、基準となる体重を検索すると、いくつか計算をしてくれるサイトがあります。

よく目にするのは「モデル体重」「美容体重」「適正体重」

計算式はこんな感じで出されるそうです。

適正体重 =(身長m)2 × 22(最も健康的と言われる体重)
美容体重 =(身長m)2 × 20(見た目がスリムな体重)
モデル体重=(身長m)2 × 18(モデル・女優のような体重)

身長150センチのわたしの場合、モデル体重は40kg、美容体重は45kg、適正体重は49.5kgとなりました。

以前のわたしは、「適正体重って、ちょっと重すぎるでしょ!」と思っていましたが、いざ心身ともに健康な今体重を測ってみると、まさに適正体重の49.5kgくらいなのです。

モデル体重の40kgを経験した時は、体がうまく維持できていませんでした。

ずっと、当たり前だと思っていた美容体重の45kgは、特に可もなく不可もなくだと思っていましたが、生理痛やPMSがひどかったり、常に体が疲れているような感覚がありました。

もちろん個人差はあるので、一概にそうだとは言えませんが、わたしの中でこの一連の体重騒動を身をもって体験して、何か腑に落ちるようなものがありました。

4.自分の基準を見直す。

今、自分が当たり前に信じている「常識」や「基準」は、気がついていないだけで、時に当たり前ではないと言うことは往々にしてあるのかもしれません。

わたしの好きなことわざに「握れば拳 開けば掌」という言葉があります。

「心の持ち用で、同じものでも様々に変化すること。他人を打つ拳も、他人を撫でる掌も、いずれも人間の手であることに変わりはない。」こんな意味があるそうです。

今回のように、体重1つ取ってみても、「太っている、痩せなくては」と捉えるのか、「健康的になりたい、もう少し絞ってみよう」と捉えるのかでは、心の持ち用が変わり、心にかかるストレスやプレッシャーも軽減されるのかもしれません。また、そもそも視点を変えてみれば、痩せる必要などない場合すらあるのかもしれません。

周りの容姿と比較したり、誰かに言われた言葉を気にしたりすることは、自分の外側に意識が向いていることになるんですね。

世間の常識や、今見えている世界が全てになっていないか?また、それらを取っ払ってみた時に、自分が1番無理をせず等身大でいられるラインはどこなのか?

そんなことをじっくり考えるサポートの1つが、「内側に意識を向ける」ことであり、「内観」であり、「マインドフルネス」であり、「ヨーガ」であるのかもしれません。

きっといつだって、自分の基準は、自分で決めていいのです。

他の誰でもない、自分が決めていいのです。

5.最後に。

現在は、49kg前後で体重を維持しています。

旬のお野菜や果物を中心に3食ご飯を美味しくいただき、ヨーガやウォーキングなどの運動で程よく体も動かし、間食を減らしました。

酷かった月経痛はほとんど気にならなくなり、常にあった慢性疲労のような気力不足も無くなりました。もう少し筋トレなどを増やすと、もう2〜3kgは絞れるかもしれないな、という体感です。

今は、他人と比較したり、痩せていることにこだわったりするよりも、少しぷっくりしていても、健康で穏やかに毎日を過ごせている今の体重を随分気に入っています。

おかげで、「太ったね!」と言われることは多々ありますが、気にせず「健康的になりましたー!」と笑って応えられるようにもなりました◎

「握れば拳 開けば掌」

これからも、世間の常識や他人の基準に飲み込まれそうになった時は、この言葉を思い出しながら、自分の心や体の声を聞きつつ、物事を判断していきたいなと思います◎

それではまた、次回!


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