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#254 【食】人工甘味料の闇*ダイエット飲料に限らず・・・|足からだ健康ラジオ

🎶📚音声配信に補足を入れながら記事にしています。

皆さん、こんばんは。
めぐミカです。
きょうも一日お疲れ様でした。

前回は人工甘味料について
WHO、世界保健機関が新しくガイドラインを出したお話をしました。
”ダイエット中だけど人工甘味料だから大丈夫”
”カロリーがないからたくさん摂取してもOK”と思っていると
摂りすぎてダイエットも成功しないし、
脳内も混乱して、身体に変な命令を出し、
身体の中のシステムがめちゃくちゃになりかねません。
糖尿病や心疾患の可能性も大きくなってしまうという話でした。

『アスパルテーム』について

きょうは日本でもよく使われている人工甘味料の
「アスパルテーム」という人工甘味料についてお話しします。

2023年7月には世界保健機関(WHO)の傘下の
国際がん研究機関 (IARC)がアスパルテームについて
発がん性の可能性があるとの見解を示しました。
アスパルテームは人工甘味料の一種で
エネルギーが低いかゼロであるため、
これまで体重管理や糖尿病予防などの目的で使用されてきましたが、
IARCはアスパルテームを発がん性のうち「グループ2B」と評価しました。
これは人における発がん性の根拠は断定的だが、
動物試験や発がん機序の研究から
発がん性を示唆する証拠があるという意味です。

ほすぴ197号

健康管理士の機関誌ほすぴ197号からお伝えしていますが、
発がん性の分類のレベルがあります。

・グループ1=人に対して発がん性がある
・グループ2=おそらく人に対して発がん性がある
・グループ2B=人に対して発がん性がある可能性がある
・グループ3=人に対する発がん性について分類できない

アスパルテームは下から2番目、2Bの分類に入ります。

一方、WHOと国連食料農業機関 (FAO)の
食品添加物合同専門家委員会 (JECFA)はアスパルテームについて、
実際に摂取した際の健康への影響を評価しました。
JECFAはアスパルテームの使用によって健康への有害な影響は無いと判断し、
1日摂取使用量を40mg/kg体重(ミリグラムパーキログラム体重)と再確認し
一般的に使用されている量では安全性に大きな懸念は無いとしています。

ほすぴ197号

ということで、
人工甘味料として広く使われているアスパルテームについて、
・がんを研究している分野の見解は、発がん性の可能性がある
・食品添加物を扱っている専門家委員会の見解は、現在使用されている範囲では健康への有害な影響は無い
と意見が分かれるところなんですね。
まだ新しい分野なんですね。
もっと研究が進むとデータが揃って
どのような影響があるのかはっきりしてくると思います。

ただそうなる前の段階の私たちの摂取は
人体実験のようなものなんですよね。

自然にあるものではなく、人工的に作られたもので
私たちの身体がどう反応するか、
のちのち分かることなので
今は人体実験の状態にあるということかな?

アスパルテーム入りの商品たち

アスパルテームを調べると
現在でも安全性・危険性に関して最も論争がある人工甘味料ということがわかります。
「スイート・ポイズン―疑惑に満ちた甘味料」と呼ぶ人もいます。

アメリカのサール薬品が胃薬の研究中に
強い甘みを持つ成分を偶然発見して、
その後日本の味の素株式会社が大量生産技術を開発し
商品名「パルスイート®」を販売しました。
日本では1983年に食品添加物として認可されています。
アスパルテームは世界中120以上の国で
10,000品目を超える食品、ダイエット食品、医薬品などに使用されるほど普及しています。
日本でも約600品目に使用されています。

ネットで調べると
アスパルテーム入りの飲食物含有量が多い代表例が出てきますが
例えば、味の素株式会社の発表している商品の画像を見て読み上げるとこんな感じです。
コーラ、カルピスソーダ、ノンカロリーサイダー、
ゴールドブレンド、スティックカフェオレ、
ミルクココアカロリー1/2、ジョア白ぶどう、ソフィール(ヨーグルト)、
甘酒、お汁粉、カルピス優しいお酒、カルピスサワー、ソウルマッコリ、カフェはちみつ黒酢ダイエット(ドリンク)、大人の紅茶、
キシリッシュなどのガム、ミンティアなどのミントタブレット、
VC3000のど飴、0カロリーのゼリー、
ふくれせんべい(せんべい類)、その他様々な飴類、
マイクロダイエット、大豆ペプチド、
胃もたれに効くスクラート(薬)、パルスイート。

*アスパルテームは「L-フェニルアラニン化合物」と表記される場合もあり注意が必要です。

なぜ危険なのか?

このアスパルテームの安全性をめぐる疑惑の原因は、
その成分の構造にあるそうなんです。

アスパルテームは天然には存在しない化合物。
アスパルテームを口から食べる
 ↓
小腸で
フェニルアラニンとアスパラギン酸というアミノ酸と
有害なメタノールに分解吸収される
 ↓
通常のアミノ酸と同じようにタンパク質に合成されたり、
脱アミノ化された後にエネルギー源として分解される

それぞれの成分が健康被害をもたらすと考えられています。

特にメタノールは猛毒なんですね。
飲むと失明、最悪の場合は死に至るというほどの猛毒なんです。
第二次世界大戦後の物資が不足した日本でも
お酒の代わりに飲まれた事例があって「爆弾」とも呼ばれていたそうです。
メタノールは「目散るアルコール」と呼ばれ
絶対に飲んではいけないと理科の先生から聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれませんね。

ちょっと難しいですが、
身体の中に入ったメタノールが分解される
 ⇓
ホルムアルデヒドになり害をもたらす
 ↓
さらに毒性の強い蟻酸という物質にも分解され
視神経に直接働く毒物に変化します。

早めに対処しないと大変ですね。

アスパラギン酸も興奮性神経伝達物質と呼ばれるものなので、
過剰にあると興奮毒となります。
そしてフェニルアラニンも、やはり神経伝達物質のひとつで
脳内でドーパミンやノルアドレナリンに合成されるものです。
大いに覚醒し、幸福感を与えるホルモンですね。

ということで、摂取すると
強制的にハイの状態になってしまい、
その影響で脳障害や頭痛、躁うつ、不眠、知能の低下など脳への影響が懸念されるます。
そして間接的には
皮膚や血液のがんなどが増えるという研究結果もありますし、
暴力性が高まるとも言われています。

…細かくいろいろ言うのも怖がらせてしまうだけなのでここまでにしますが
現在の研究段階の分野であっても
多量摂取・長期間摂取が続くと
このような懸念があるという警告
をお伝えしたいと思いました。

なるべく自然のものを摂りたいですが、
今の生活の中ではなかなか難しいことも多いかもしれません。
でも「選ぶ」ことは自分の身体を気遣うことなので
知っておくといいかなと思いました。

長くお付き合いいただきありがとうございます。
それではおやすみなさい。

シャローム
またね



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名古屋の藤が丘駅徒歩2分の本格足揉み環(めぐり)で師範として、毎日この手で足揉みと整体、そして健康相談・日常生活の改善・予防・アドバイスをしております。

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