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ジェンダーに取り組む組織まとめ Vol.1


こんにちは!芽-MEGUMU-の松山里緒菜です。
前回の記事では、「ジェンダー」ってそもそもなに?というテーマを取り上げました。
前回の記事はこちら

ジェンダーとは、
「生物学的な性別ではなく、社会的、文化的な役割としての性別を意味する」
でしたね!

そして今回の記事では、私が記事を執筆するうえでも大変お世話になっている、『ジェンダーに取り組む組織』についてまとめてみようと思います。
世界でジェンダー問題に取り組んでいる組織について知ることは、正しい情報を得ることにもつながると思うので、ジェンダーに限らなくてもいいので、なにか勉強をしていく中で活用していただけたら嬉しいです!

1.UNDP

UNDPとは、United Nations Development Programme の略称で、国連開発計画を意味します。国連開発計画(UNDP)は、貧困の根絶や不平等の是正、持続可能な開発を促進する国連の主要な開発支援機関です。「国家にとっての真の宝物は人々である」という信念に基づき、人々や国家の能力を育てる活動を約170の国や地域で行っているそうです。

また国連開発計画(UNDP)は、2015年に国連総会で世界を変えるために2030年までに達成すべき17の目標「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals、略称SDGs)」を採択した機関でもあります。

国連開発計画(UNDP)は、各国政府による極度の貧困の根絶、不平等の是正、SDGs達成に向けた取り組みを支援するため、具体的に以下の分野でそれぞれの国に合った包括的な解決策を示しています。

・ジェンダー平等の実現
・貧困の根絶
・国家の仕組みの整備
・災害や紛争などへの危機対応強化
・環境保全
・クリーンエネルギーの普及

ジェンダー平等に限らず、幅広い分野で活動をしていることがわかります!


他にも、人間開発報告書というものを1990年から刊行しています(日本語版は1994年から発刊)。毎年、時代に先駆けて開発課題を定義し、「ジェンダー」や「気候変動」などのテーマを設け、各国の豊富な実証データを分析しながら、政策提言をし、国際社会の議論をリードしています。

2.UN Women

UN Womenとは、国連女性機関のこと。国連女性機関(UN Women)は、女性・女児に対する差別の撤廃、女性のエンパワーメント、ジェンダー平等の達成を目標とし、ジェンダー分野における加盟国支援、国連システムのジェンダーに関する取り組みの主導、調整、促進を行っています。優先分野は以下の通りです。

⑴女性のリーダーシップと参画の拡大
⑵女性の経済的エンパワーメント
⑶女性に対する暴力の撤廃
⑷女性・平和・安全保障
⑸人道支援における女性の保護・参画
⑹若者
⑺国家の開発計画・予算におけるジェンダーへの配慮
⑻持続可能な開発目標(SDGs)の履行
⑼HIV・AIDS対策

本部は米国ニューヨークにあり、2011年1月より正式に活動を開始しています。

また、UN Women日本事務所というものも存在します。
UN Women日本事務所は、UN Womenの世界各地に展開している4つのリエゾンオフィス(連絡事務所)のうちの1つであり、アジアで唯一のリエゾンオフィスです。

他にも、認定NPO法人国連ウィメン日本協会というものも存在します。
UN Womenを支援することを目的とし、UN Womenの活動を広報するとともに、UN Women支援のための募金活動をすることを使命とする組織です。UN Womenの活動を支える日本唯一の公式支援窓口として活動しています。

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今回はここまで!執筆していたらいつの間にかかなりの文字量になってしまっていたので、数回に分けて『ジェンダーに取り組む組織まとめ』を完成させていこうと思います。

最後まで読んでくださりありがとうございました!


【参考】
UNDPについて(https://www.jp.undp.org/content/tokyo/ja/home/about-us.html)

外務省 国連女性機関(UN Women)
https://www.jp.undp.org/content/tokyo/ja/home/about-us.html)



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