マーケティング・経営基礎 Day6 エミレーツ航空|利益の出ない業界で高級戦略で差別化するには
全6回のクラスのうち、前半3回は経営戦略、後半3回はマーケティングを学ぶカリキュラムとなっています。今回のDay6は最後のクラスということで、マーケティングのまとめに加えて、前半に学んだ経営戦略も深めた最終的な演習という
位置づけでした。
今回は、エミレーツ航空の成長と戦略に関するハーバードビジネススクールのケーススタディです。航空会社の発展過程、新しい航空機モデルへの大量発注、市場拡大の挑戦、他のキャリアとの競争、国際的な航空政策への対応などが取り上げられています。また、独自のビジネスモデルや機材拡張戦略、ドバイ国際空港をハブとする戦略の重要性にも焦点を当てています。エミレーツ航空が世界的な航空業界の主要プレイヤーとしての地位を築く過程が詳細に説明されています。
Day6に学んだこと
革新的な航空機の導入によるサービス改善と効率化
ブランドポジショニングと市場での競争優位の確立
ドバイ国際空港を中心としたハブ戦略の展開
競争環境への適応と差別化戦略
新興市場への進出と地域特化のアプローチ
大規模投資とリスク管理のバランス
個人的な洞察(全6回のクラスを通して)
この6回のクラスを通じて、分析能力とフレームワークの使用方法が大きく成長しました。
初回のDay1では、理容業界分析をPEST分析のみで行い、2枚のWord文書で終えていたことを思い出します。しかし、Day6の時点では、必要なフレームワークの選定、業界分析、成功要因の考察方法を自分で組み立てられるようになっていました。また、マーケティングの枠組みについても理解し、実際に使用できるレベルに達していました。
ただし、まだ学ぶべき事例は多く、自社や個人の環境に適用するために、更なる知識の拡充と実践が必要だと感じています。
参考図書を読みながら、より深い理解と応用を目指していきたいと思います。
学びのメモ
利益追求の重要性: 赤字の際に耐えるため、利益を確保する必要がある。
航空業界のビジネスモデル: ファースト・ビジネスクラスの存在が重要。
人件費の抑制: 平均年齢を下げることでコストを削減。
バリューチェーンの拡張: 新しい体験を提供するための方法。
組織能力の重要性: 優秀な人材とDX(デジタルトランスフォーメーション)の必要性。
基本的なビジネス方程式: 売上からコストを引いた利益が重要。
参考資料・書籍
『ストーリーで学ぶマーケティングの基本ーーー 顧客視点で考える「買ってもらえる仕組み」の作り方』
『ストーリーで学ぶ戦略思考入門ーーー仕事にすぐ活かせる10のフレームワーク』
Day1をお読みになっていない方はこちらからどうぞ。
https://note.com/megumirai2020/n/n96322ea35bef
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