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People pleaser

自分では今までピンときていなかったが、
やっぱり私はPeople pleaserだったなとわかった。

People pleaser=八方美人、と日本語訳では表すようだけど、これは直訳した方がわかりやすい。

People「人々」をpleaser「喜ばせる人」。

一見並びは良い言葉だが、
実際は、
その逆だ。

人が喜ぶことのために、自分を犠牲にしている人のことだから。

例えば、会社の人と話すとき、
この受け答えって相手にとって正しい?とか、相手が喜ぶのかな?とかをすごく気にしてしまい、それによって、自分の意見を変えて受け答えする人のこと。

それをずっと続けていると、そのうち
自分が人の意見の通りの考えを持っていると感じるようになる。

そして、
いつの日か、
そんな自分に、訳のわからない息苦しさを感じるようになる。

正しいと思ってやってきたことで、自分が苦しむようになる。
それは、自我が最後のアラートを出しているような状況と言えるだろう。

私も、今まさに、自我からの悲痛の叫びを、
体の不調に代えて、体験している。
そして、気をつけないとその叫び声はかき消されていってしまうのだ。

友人に相談していたときに、People pleaserになっていないか。
と言われてきたが、その時は実感していなかった。

でも今日、たしかに、気がついた。小さな叫び。でも苦痛である。

すぐに行動を変えられるとは思わないけど、忘れないように、noteに書いておく。

まずは、自分の意見を伝えても、大したことは起きないと、自分に言い聞かせたい。

私の意見は、他の誰かの意見と同じ、一人の人間の意見であり、相手の意見と優劣なく平等に大切にすべきことなのだ。だから、自分の意見を伝えることは大したことではない。

案外、自分の意見をきちんと伝えたときの方が、その相手ともうまくいったりする。意見を合わせにいった時は、何かうまく行かない、そんな気がする。でも、どうしても、合わせちゃうんだけど、今日、確かに自分はそういう気があるとようやく理解した。

意見が違うことは、当たり前のこと。

自分が意見を言うのは悪いこと、そう、思ってこれまで生きてきた。
私は小さくて、何も知らない人間だから、何か意見を言うのはダメなこと。
そんなことを、この年になっても思っていて、自分でも驚く。

そんなことはない。
一人の大人として、意見を持つことは悪くない。
それを伝えることも、一人の責任ある大人としては、大切なことだ。

Hi, you.

自分の意見を言うことは、普通のことなんですよ。

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