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姉妹トリップ③ギリシャ編:後ろ髪引かれて、サントリーニ島

ドーハで乗り継ぎ、ギリシャへやってきたわたしたち。ギリシャ滞在2日目は、日帰りでサントリーニ島へ。

最寄駅から空港まで電車を使うはずが、なんと電車までストライキを始めたため(昨日からタクシーはストライキ中)、空港バスで向かうことに。いろいろリサーチしてくれていた妹のおかげで大した混乱はなかったですが、代替手段を知らずにいたらパニックだったかも・・・。

無事に飛行機に乗り、目指すはサントリーニ島!

サントリーニ島はエーゲ海に浮かぶ三日月型の島で、日本人にも人気の旅行先のようです。

お昼頃に到着し、まずはレストランで腹ごしらえ。ネットで調べて目星をつけていた、NAOUSSA Restaurantへ!

有名店っぽかったから混んでるかなとドキドキしていましたが、タイミングよくすんなり入れました。テラスっぽい作りなのでこんな風に街が見渡せます。

晴れたと思ったらバーッと雨が降る、コロコロ変わるお天気。お店の人の話を聞いてると、いつもこういう気候みたい。

この日はグリークサラダと魚料理を頼んだのですが、「グリークサラダ」の発音が悪かったのか「ガーリックトースト」が出てきてしまい、、グリーク、が、めっちゃ発音いいガーリックに聞こえたんでしょうね・・・・外国のレストランって最初にパンが出てくるから、しばらくそれだと思って食べてたんですけど、それにしてはちゃんとした器に盛ってあるし、オリーブオイルかかっておしゃれだし、サラダは全然出てこないしで、間違われたんだろうという結論に達しました。

シンプルな白身魚のグリルですが、身がふっくらしていて塩加減もちょうどよく、おいしかったです。ギリシャは何を食べてもハズレがない!

お腹が満たされたところで、散策スタート。お天気はすっかりいい感じでピーカンに。ほら、もう空の色がすごい(ノー加工です)。

ティラはアーティストの街なのか、ギャラリーやセレクトショップなど洗練されたお店が多い印象でした。

高台にあるティラの街から港までロープウェーで降りるつもりでしたが、ありえないくらい長蛇の列で。残る選択肢は徒歩、もしくはロバですが、せっかくだったのでロバに乗ることに。しかし、10分後に早くも後悔する。

ロバ、かわいいんですけど、またがるとやっぱりかなり背丈が高いんですよ・・・

(前のロバに乗っていた妹が撮ってくれました。もちろんロバが止まっているときに。動いてる最中は、とてもじゃないけど振り返るの無理!!!)

ロバはゆっくり歩いてくれるんだけど、とはいえ揺れるし、おまけに坂を下るわけだから余計に怖くて。足を引っ掛けるところに足が届くか届かないかくらいのギリギリな状態だったので体幹で支えるしかなく、しかし肝心の体幹が「わたし全然弱いわ・・・」みたいな心もとなさで、とにかく落ちることなく無事に下まで降りることだけを祈っていました。

今回の旅で学んだことその1:もうロバには乗らない。(すなわち馬にも乗らない。これが駆け出すとか想像するだけで・・・)

到着した下の港町で、ジュースを飲んで一休み。暑さ&疲労でスイカジュースを一気に飲み干し、メロンジュースもオーダーしてしまった・・・。

ロープウェーでティラに戻り(帰りは全然並んでなかった。あの列はなんだったのか)、再び街を散策。この時点で18時くらい。

夕陽で有名なイアに移動する予定でしたが、疲れていたこともあり、この辺りも十分見晴らしがよかったので、このままティラに留まり、日没を待つことにしました。ちなみに今回の旅は、Wifiつながるときはでお母さんとスカイプで喋ってたのですが、ティラでもこの景色を写しながら「いま、夕陽待ってるところ〜」とお喋りしてました。わたしたちの様子がわかるので向こうも安心できていいですね。

この時期のギリシャは陽が長く、太陽はゆっくりゆっくり、時間をかけて沈んでいきます。

暮れなずむティラの街。この時点で20時を超えてます。

太陽がだんだん地平線の向こうへ・・・。

1時間近く、ただただ沈みゆく太陽を眺めていて、東京ではまず味わえない、本当に贅沢な時間でした。いま思い出してもうっとりするなぁ・・・そういう景色が、今回の旅にはたくさんあった。

陽が沈んだら、飛行機の時間がやばいぞ!ということでいそいそとタクシー乗り場へ。急ぎながらも、美しい景色に目を奪われるわたしたち。

(猫も夕陽に夢中〜 photo by 妹)

どこを切り取ってもフォトジェニックな街なのです。

陽が暮れてもにぎやかで、レストランには人がいっぱい。むしろここからが本番!という感も・・・。今度は泊まりでゆっくり訪れてみたいなぁ。

そんな感じで後ろ髪を引かれながら、サントリーニ島を後にしたのでした。

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