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読書記録をつけて気付いたこと 〜小2の夏休み〜

小学生の夏休みも残すところあと1週間ちょっと。 

コロナが猛威を振るうタイミングと夏休みがちょうど重なって、近くの水族館や博物館にすら行けない厳重警戒モードで過ごしているうちに、長男の小2の夏休みは終わってしまいそうです。

思い返せば「夏休みがが始まったら週休3日にして子どもたちと科学館めぐりなんていいかも!」と、どこに行こうかを妄想していた7月頭が1番幸せだった気がします。

夏休みがはじまりました!しかし…

学童にも行かない。
近所のお友達を誘って家の外で遊んだら?とけしかけてみても、遊ばない。

毎日、朝から晩までほとんどの時間を自宅で過ごす長男。

私が在宅勤務をしている間は、一緒になって遊んだり、ゆっくり話したりすることもできません。

だんだんと暇を持て余すようになった長男。
最近では、1日2〜3時間は本を読んで過ごしています。

「せっかく本をたくさん読んでいるなら、せめて何を読んだのかぐらいは記録したら?」

ということで、読書記録シートを即席で作ってみました。

読書記録シート

読書記録シートに書く内容はいたってシンプルに次の2つだけ。

・タイトル
・おもしろさ(記号)


ただ漫然と時間を過ごして「で、結局夏休みに何してたっけ?」とならないように、

読書を可視化すること

文字を書くことに苦手意識のある長男が負担感なく記録を続けられること

という目的を果たし、願わくば、お気に入りの本が増えたら嬉しいなという気持ちでシートを作ったので、継続できるように簡素化しました。

おもしろさの基準

エクセルで読書記録シートを作って「今日読んだ本だけでいいから書いてみて」と伝えました。

仕事が終わって「めんどくさがらずに読んだ本を書いたかな?」とドキドキしながらリビングへ。

すると、おもしろさの欄に並ぶ記号に想定外の記号が…





ドクロ

えっ?!これは一体…???
ということで、長男に聞いてみました。

すると、おもしろかった順に【花丸→◎→○→・→□→△→×→ドクロ】と記号をつけようと思っていることがわかりました。

□と△が「普通」、○が「かなりおもしろい」とのことです。

「おもしろい」のハードルが高い!!

花丸の本に出会えるのでしょうか?


読んだ本について話していると、長男が「これまで1冊も花丸の本がない」とポロッとこぼしました。

○がかなりおもしろい、◎はおもしろすぎ。
というと、花丸の本はきっと「人生を変えた本」となるでしょう。

その時、長男から聞かれました。

「お母さんの花丸の本(=人生を変えた本)は?」

「…ないかもしれない」

私は決して本を読まないということではなく、むしろ、小学生の時の私は図書室の本をほぼ読んでおり、本が友達状態でした。
大人になった今でも年間100冊以上は読んでいます。

でも、人生に影響を与え、折に触れて読み返す本と言われるとパッと思い浮かびませんでした。


なかなか「人生を変えた1冊!」というのは難しいのかもしれません。

乱読多読精読をしながら、「人生を伴走してくれるような1冊を見つけたいね!」と話しました。

みなさんの「花丸の本」は、何ですか?

おまけ


長男とこの会話をした後に、昔を振り返ってみて、今も繰り返し読んでいるわけではないけど、「私を励ましてくれた本」を思い出しました。

だからあなたも生き抜いて

いじめられて、毎日泣きながら学校に通っていた時に出会った本でした。

大人になって、子どもを持った今、読み返したらどんなことを感じるのでしょう。

図書館で借りて改めて読んでみたいと思いました。

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