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フランスで舞台衣装家活動

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渡仏から現在まで、舞台衣装家として活動して来た今までの事、これからの事。
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2021年11月の記事一覧

17: 大量生産が多いわけ

17: 大量生産が多いわけ

フランスで舞台衣装家をしています、megumi です。

舞台衣装家をどのように志し、渡仏し、どんな舞台を手掛けて来たか。

思い出しつつゆっくりと綴っています。

写真は、数年前のDMEO。テーマは18世紀でした。

続く大量生産 
最近、2024年の舞台の話が入りまして、それが衣装2000着以上になる模様。

所属しているアトリエが、そもそも街のカーニバル衣装(と言うより仮装)を作っていたので

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ガルニエの次はバスチーユ

ガルニエの次はバスチーユ

今期のシーズンスタートからはや2ヶ月強。

既に2つの舞台は無事に終わり、月曜日からは毎年恒例、オペラ座アカデミーの為の衣装打ち合わせが始まります。

舞台は毎年6月、オペラバスチーユのアンフィテアトルでありますが、その間多分採寸の為に一度だけ顔合わせしたら、舞台1週間前の劇場入りまでフィッティングする事なく進めて行きます。

私の担当するのは、Dix mois d’ecole et d’oper

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