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地方で新たなチャレンジの動きを生み出す!北陸グッドミーティング◆講演会◆2020年からの地方での働き方と可能性【講師】(株)ローカルベンチャールーム 富田 安則さん@富山1/15レポート(前半)

遡ること3ヶ月前。Facebookのタイムラインにとあるイベントの広告が。

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「北陸グッドミーティング」…初めて聞く団体名だけれど、講演の内容が私好みのような気がする。よくよく見るとゲストの方が、自分と同じ大学の先輩で、しかも広告系のご出身とは、少し仕事の分野も近い!
どうやらこのイベントは私を呼んでいるようだ!という野生の勘に基づき、エイヤ!と申し込むことに。(でもやっぱり1人でいくのが心細いので、仕事仲間のN氏の袖を引っ張り道連れに。)

東京から戻ってきて、あらゆる刺激が不足している

参加者は15名前後ほど。まずは主宰のSさんからイベント趣旨の説明がありました。

イベント趣旨
・東京から富山に戻ってきて、数年、あらゆる刺激が不足していると感じる。
・それがきっかけで、東京に戻りたいと考えるように。しかし、地元富山にも同じような考えの人がいるのではないかと考えた。
・ビジネスの最前線にいる方の生の声を聴く機会が少ない。

うなづきすぎて頭が赤べこ状態に。
これって、私もずっと感じてきたことではないですか!

自分(主宰のSさん)の想い
・継続的にこのようなリアルな話が聞けるコミュニティ(リアルな場所)が身近に必要だと思っています。
・そんな場所が北陸にいる優秀な人、面白い人たちにとっての刺激となり、生活や生き方に良い影響を生む。

そのくすぶりを動機に、イベントを立ち上げるというアクションに移してしまうSさんの行動力にいきなりガツンと後ろ頭をやられたような感覚になりました。(子育ての多忙を言い訳に、周りを巻き込めていない誰かとは大違い…)巻き込んでくれてありがとう!

講師の富田さんのご紹介

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講師は、株式会社ローカルベンチャールーム代表取締役社長
クリエイティブディレクター 富田 安則さん
早稲田大学 第一文学部のご卒業。熊本日日新聞社を経て、リクルートコミュニケーションズにご入社。コピーライター、クリエイティブディレクター、執行役員を経験する中で、多くの企業、何千人もの人材を見て来られ、人の働き方やキャリアにも精通されています。現在は地元熊本に近い福岡で、株式会社ローカルベンチャールームを設立。地域企業のブランディング・事業推進に従事されています。

大企業の役員を退職して、地元熊本への帰郷を決意!起業に至った理由は?

リクルートグループの一企業の執行役員にまでなり、第一線で活躍されていた富田さん。「東京最高。会社員最高。楽しかった」と仰る当時は、熊本にご家族を残しての単身赴任をされていたそうです。
そんな中、地元熊本へ戻るきっかけとなったのは、2016年4月の熊本地震を目の当たりにされたことでした。しばらくはご家族が心配で熊本~東京の往復生活を継続されていましたが、それでも、なかなか家族と一緒に過ごせない。
そこで退職・帰郷を決意され、熊本に近い福岡で2019年4月の地震と同じ日に株式会社ローカルベンチャールームを設立されます。「地方の企業・起業を支援することで、地域経済の向上に寄与する。」というミッションを掲げての起業でした。

地方が活性化するには起業を増やすことが必要だ

富田さんが、起業されるにあたり、ある本で目にした「開業率と人口増減が比例している」という事実が響いたそうです。

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地方が活気づくには、新規事業(開業)が増える必要がある。

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こと一般的に、既存経営者が既存事業をするのでは改善にとどまりやすく、既存経営者が新規事業をするにも、既存事業とのしがらみや、既存事業のぐらつきから、新規事業という新たなリスクをとりづらい傾向があります。
一方で、新規経営者が新規事業を行うとき、しがらみが無い状態から飛び込み、自由なチャレンジが出来るため、イノベーションが生まれやすい。地方に新たな雇用が生まれ、勢いが出るのです。

新しい人が新しい事業を生まない限り、地域(≓事業)は衰退する。

地方が活気づくには、新規経営者が新規事業にチャンレンジすることが必要です。

しかし、地方の一個人にとって、「起業」のハードルは高く感じてしまうのではないでしょうか。起業をためらう理由として思い浮かびがちなのは、「資金面の不安」ですが、「起業の準備に踏み切らない理由」を調査したところ、意外にも若い世代ほど、「資金・生活」の不安よりも「仲間・経験」の不安の方が大きいという事実が見えてきたそうです。

起業の準備に踏み切らない理由トップ3(若者)
・周囲に自営業者や起業家がいないので 起業することに現実味がない。
・事業、起業を立ち上げるための具体的な段取りや手続きが分からない
・自身の経営者としての資質・能力に不安がある。

起業仲間や起業の方法に関する知識が不足していること、起業家が周囲におらず、起業をする雰囲気・空気がないことが、起業のハードルになっているようです。
では、それを誰がサポートするのか?
起業をサポートしてくれる先として、すぐに思い浮かぶのは、主に下記の3つではないでしょうか。

商工会⇒悩みを聞いてくれはするが、経営経験はない
銀行⇒お金は貸してくれるかもしれないが、事業プランは自分で考えるように言われる
経営者⇒既存の知識や経験からのアドバイスになりがちで、視野が狭いことがある

いずれの力を借りても、どうも必要なものが網羅されず、しっくりこない。ただでさえ周囲が起業をしない雰囲気の中、第三者によるサポートも不十分な状態で、若者が1人でチャレンジをするのは、なかなかしんどいものがあります。
そこで、富田さんは、自らの知見を活かしてできる支援の在り方を下記のように定義されました。

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既存の起業支援の在り方ではカバーされなかったところに対して、自らの知見を活かし「知恵(資金、経験、ネットワーク)」を網羅的に提供するのが、富田さんが取り組まれる支援の形。そして、それを個別ではなく、みんなで「一緒にやっていく(共創する)」ことで、動きを大きくしていきます。
皆が新規事業にチャレンジする中に身を置く雰囲気づくりをし、ともに成長させていける動きを、地方に生み出していくのです。

自らの東京での経験を活かして、
地方でチャレンジする人の応援がしたい!
その人が頑張れるのだったら、地方のためになる!

富田さんのお取り組みは、交通費もご自分で負担され、まだ赤字のこともあるそうです。それでも、この支援を続けられる根底には、自らのバックグラウンドを元に、地方でチャレンジをする人たちを純粋に応援したいという、強い意志と責任感がありました。

地方に戻った自分だからこそ、地方で起業(新しいチャレンジを)する人たちに対して、自らが東京で得てきた経験を伝える責任があるのではないかと思っている。
交通費が自分負担だったり、まだ赤字の時もあるけれど、でもそれが誰かの勇気になるんだったらといい思っている。その人が頑張れるのだったら、地方のためになる。純粋に応援がしたいし、サポートが必要であれば惜しみなく行いたい。

そう語る富田さんの想いに心を打たれ、地方の一起業家としても「富田さん、こちら側に来てくれてありがとう。」 という気持ちになりました。
体を張っている人には凄みが出ます。富田さんが、自らもリスクを取って起業され、他の起業家と肩を並べて、伴走するという姿勢をとっていらっしゃることは、多くの若い起業家を勇気づけ、鼓舞していくものと確信するのでした。

地方での起業で意識したいこと

続いて、地方での起業で意識したい3つのポイントについて解説頂きました。

①地方でしか「できない」ことをやる。
②地方を「言い訳」にしない。地方に「甘えない」

③東京を「疑う」。地方を「信じる」

それぞれの詳細については、後半へ続きます。(こうご期待!)

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