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#2 生活保護の希少疾患患者が引っ越しをするということ。Woman with SMA on welfare wants to move into house.

前回は不動産屋さんの対応についての話をしたが、
引越し先が見付かっても、次から次へと問題は起こってしまう。

今回はその件について、ぶちまけていこうと思う。

※ただ注意して欲しいのが、これはあくまでもワタシの場合であり、
勿論、地域差もあるだろうし、一概に対応がこうとは限らないということ。


引越しには許可がいる

生保受給者のワタシ。
当たり前だが、勝手に好きな場所へ引越しなど出来ない。

まず、その地域の生活福祉課に引越しを承諾して貰わなければならない。
同じ区内や市内ならまだしも、違う箇所への引越しとなると、一筋縄ではいかない。

どんな理由があろうと、簡単に認めてはくれないのだ。

今現在の住所と、引っ越しを希望してる住所の生活福祉課、
両方に転居を許可していただく必要がある。

これが本当に本当に大変で、

お金があったら。
病気じゃなかったら。
働けたら。

と、何度も思った。


そして始まった

生活福祉課に連絡して、実際に現状を担当のケースワーカーさんが見に来ることになった。

ワタシが最初に行ったことは、

何故、今の住宅からそこに引越したいか。

のジブンの想いを、書類にすること。

だって、その方が言葉だけよりも圧倒的に分かり易いし、
ワタシの気持ちが相手に伝わると思ったから。

何回か書き直して学んだのは、

"決して喧嘩腰になってはいけないということ。"

ジブンの気持ちを書いているとね、
どうしてもワタシのようにまだまだ発展途上な人間は、感情的になってしまうんだ🔥

それだけ本気だしね。


でも、それは後でジブンが大変になるだけだから、あくまでも冷静に実情を書くこと!
それが大事だと気付いた。

実際、ケースワーカーさんが家にいらっしゃった際に作成した資料を渡したけれど、
持って帰って貰えたし、割とあっさり転居前のケースワーカーさんには協力的になっていただけた。

感謝。



トラブル発生

甘かった。考え、詰め、全てが甘かった。

ワタシが引っ越すということは、生保の管轄も変わるというコト。

引越し予定の役所の生保の担当者に、最初に言われたこと。

あなたの転居は認められません。

ワタシの頭の中はハテナだらけ。
え、でもジブンで物件探したし、何で。

施設などを考えてみてはどうですか?

更にワタシの頭は混乱。

今現在、ヘルパーさん、訪問看護、訪問リハビリを利用しながらだけれど、
"自立生活"出来ていると思っていた。

もしかして、ワタシのこの生活は、自立って言わないのか?
周りに頼っているから?
じゃあ、障害者の自立生活って何なんだ?

パニックになったワタシは、
悔しくて泣きながら、頭でそんなコトをひたすら考えていた。

自分の自立生活が否定されたような、そんな気分になった。

一体ワタシはどうしたらいいのだろう。
どうしたら施設に行かなくて済むのだろう。
何故、施設を薦めてくるのだろう。

難病だから?
重度障害者だから?
指定難病だから?
生活保護受給者だから?

頭になかったことを突然告げられたとき、
人間ってこんなに落ち込み、気付いたら涙し、パニックになるんだな、って身をもって感じた。

全く知らない他人からでも、傷付いた。

いや、ワタシのコトを全く知らない人から言われたから、
書類や、電話の話だけで判断されたからか余計、
ワタシの心に深く傷が残ったのかもしれない。

でも、そこで決意した。

ワタシは施設には絶対行かない。

と。


言いなりになってたまるか。

ワタシは昔から負けず嫌いだ。

まず、

施設に入る気は最初から無い。

とはっきり、引越し前のケースワーカーに伝えた。

ワタシはただ引越したいだけ。

障害者だから、
身体に障害があるというだけで施設に入ることを薦めてくる。

というのは、何ともクレイジーな話だ。

生憎、どこの施設も空きが無い。
つまり、何年も待たなければ入れないのだ。

そして、生保のケースワーカーが勧めたからといって、入れるわけでない。
色々な手続きを踏んで、やっと施設に入所出来るのだ。

現場を何も知らないで口任せに、
無責任な発言はしないで貰いたい。


泣くと呼吸が乱れ、息苦しくなるし、こっちは具合悪くなるんだよー。



コレはまだ序章に過ぎない。
毎日のように、乗り越えなければいけない壁が次々とワタシを襲ってきた。

ワタシは引き続き、ありのままをnoteに書いていくつもり。

誰かの、何かの役に立ちたいし、

発信することは意味のあるコト

である、と信じているから。

次回につづく、、



noteはまだ引越し計画の序盤ですが、
来週やっと引越しです!!!😩🌈

諦めないって大事。

ここまで本当に本当に、色々な皆様にお世話になりまして、
感謝しかないです🙇‍♀️

ありがとうございます。


そしてそして、大変恐縮ながら、、

今回の引越しでかなりお金がかかり、
色々な物が足りないので、もし良ければ引越し祝い待っております😭

Megに引越し祝いあげるわ〜

ワタシの記事を読んで良いと思ってくれた方、サポートしてやってもいいよ💪🏼って方、お願い致します!🙇‍♀️ 半年に一回の入院費に充てさせていただきます🥺💜