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#高齢者

高齢者施設を考える

こんな場所が日本にもあればいいのに! 認知症になっても、自由であることを大切にする・・・フランス人の国民性もあるのでしょう。 自由に出歩くことで足腰が丈夫でいられる 食べたいときに食べる (→食はフランス人にはとっても大事) 我慢がないから、攻撃的になったり怒る人がいない 寝たきりになるのは、最後の3~4日くらい 最期まで楽しんで、ピンピンコロリで旅立つ (→ 私の理想です!) 日本ではこのような施設は、難しいのかもしれません。 しかし日本は世界と比べて「寝

働く高齢者

敬老の日に発表された統計局のデータ(2021年)より抜粋 もっとくわしく知りたい方はこちらの記事をご覧ください↓ これらの数字を、皆さまはどう考えますか? 年金が足りないから働くしかないからこの数字? 確かにより豊かな生活のために働いている人も多いでしょう。 私が1番思うのは、働く体力がある高齢者が多い 今の高齢者って元気!ということ。 私が小さい頃、60歳過ぎた方は働くなんて考えられないような感じだった気がします。 そして80過ぎって聞くと「長生きしてすごいなぁ」

高齢者の貧困

段階的ではありますが、10月から一定所得以上の後期高齢者から2割負担に変更です! 医療費や介護費用の自己負担額が増えます。 高齢者のお財布事情は、ますます厳しくなりそう……。 低額診療や高額療養費がこの先どうなるかも含めて、改正が相次ぐ社会保険や介護保険の最新情報から目を離せません。 高齢者の収入源は年金がメイン。 年金だけの収入になるという方も多いです。 それなのに自分の年金や老後のお金を、知らない方がとても多いのはなぜでしょう? どこか遠い話、自分には関係ない

『PLAN75』を見ました

くじらとさんのnoteから興味を持ち ようやくこの前見てきました♪ 生きること 死ぬこと 75歳でその選択ができるとしたら あなたはどうしたいですか? ↓くじらとさんの記事はこちらから↓ 映画で描かれる「プラン75」は、75歳以上の人が死を希望したら、国の支援のもとで安らかな最期を迎えられるという国の「制度」 物語は淡々と進みます 高齢者の孤独、葛藤 生きていていいと思えること 自分を必要としてくれる 自分の居場所があること その思いが「生」を選ぶ どうい

遺族年金とは

夫が亡くなったあと、自分の年金額だけでは生活が苦しいと心配をする方が多くいらっしゃいます。 遺族年金をよく分かってない方がほとんどです。 あなたはもらえる?もらえない?? 妻に先立たれたケースもありますが、今回は夫に先立たれた65歳以上の妻の場合でお話しします。 また遺族年金は遺された妻が65歳未満と65歳以上の時で異なりますが、ややこしくなるので今回は65歳以上のケースです。 一言で遺族年金といっても 遺族基礎年金(国民年金部分) 遺族厚生年金(厚生年金部分) に分

年金不安・年金不満

高齢者を支える世代人数が 騎馬戦型から 肩車型になるから 社会保障が破綻する そんな説がよく出ています。 しかし就業者1人が支える非就業者数でみると  1.05→1.10 ほぼ変化なし 働く女性が少し増えて、高齢者が少し長く働くようになれば全く問題ないと思われます。 また賦課方式を問題視する 不満をあおる記事もたくさん 公的年金の世代間不公平論 公的年金は国民全員で 親世代へ仕送りするようなもの 親世代は少ない負担で多額の給付 若い世代は負担の割にもらえなくなる 積

家族信託

「家族を信じて自分の財産を託し、 自分に代わって管理してもらう制度」 判断力が衰えた時に、 あらかじめ決めた人に財産管理してもらう 家族信託で出来ること認知症になったときの財産管理 自分が亡くなった後の相続対策 遺言書では難しい二次相続対策 判断力低下時の財産犯罪防止策 家族信託のメリット① 柔軟な設計・財産管理が可能 成年後見制度では財産管理のルールが民法で細かく決められていることに比べて、家族信託では柔軟な設計が出来る 特に不動産売買等が絡む時には、成年後見

成年後見人

もしも…親や自分が認知症になったら…… その時に必要になるかもしれません。 家族が認知症などにより判断能力が低下した時に、財産管理や契約を代理で行ってもらう制度 財産管理が不安なときや、必要な手続きができなくなった時などに利用します。 家庭裁判所に後見人を選任してもらう「法定後見」と、本人が元気なうちに後見人を指名する「任意後見」の2つ種類。 成年後見制度を利用しない場合は家族信託という方法もあります。 (家族信託についてはまた今度記事にします) 制度を利用する動機

介護保険

介護保険とは、 介護が必要な方(要支援者・要介護者)に 介護費用の一部を給付する制度 知っているようで、よく分からないという方が多い介護保険…自分の老後、親の介護で必要になるかもしれません。 どんな制度かくらいは知っておいた方がよいと思います (^-^) 全国の市区町村が保険者となり、40歳以上の被保険者が納めている介護保険料と税金で支払われています。 サービスを受ける場合 原則1割の自己負担 *収入によっては2割〜3割負担 介護保険制度は、介護が必要となった高齢

高年齢者雇用安定法改正 〜 高齢者の働き方 〜

4月1日に高齢者雇用安定法が改正されました。 70歳まで定年引上げがうたわれていますが、今回の改定では努力目標であり義務ではありません。 今後の高齢者の働き方がどうなっていくのか? 働くことで年金の不足額が補えるのであれば有難いことです。 元気で現役並みに働けるのであれば、年金を繰下げして増やすという選択肢も増えます。 70歳まで年金の繰下げをすれば42%増えます。(1ヶ月0.7%増) 来年から75歳まで繰下げが可能になります。 繰下げ受給に関しては、繰下げて所得が増

寝たきりにならずに自宅で「平穏死」を読みました

~健康寿命を延ばすため大切なこと~先日見た映画「痛くない死に方」のモデルとなった先生の著書です。 いかにして寝たきり時間を短くするか、終末期はどうしたらと良いかについて書かれています。 老いを感じた時にどうせめるかで人生が変わる 平均10年間の寝たきり&準寝たきり ピンピンコロリ率 5% 理想の老後生活は 「自然と触れ合いながら仕事をすること」 動かないから動けない 動けないから動かない どっちが先???の悪循環…自分の身体を過保護にしないこと 何だかしんどい = フ

ジェロントロジー(老齢学)とは

加齢に伴う心身の変化を研究し、高齢化社会における個人と社会の様々な課題を解決することを目的とした、AGING(加齢・高齢化)を科学する学問 80歳以上の人口が1000万人以上 人生100年、定年後の残り40年をどう生きるか 2030年には人口の3人に1人は65歳以上、5人に1人が75歳以上 自分自身と向き合い意識して学び直しをする必要性  →視野を広げ自らの立ち位置の理解 年を重ねるとどうなるのか、高齢者が増える社会にどう対応すればよいか 高齢者を社会の外において 福

高齢者とアロマテラピー

「終末期医療や認知症介護でアロマテラピー」ちょっと気になり調べてみました。 う〜ん分かったような分からないような……。 化学は先生の情けで点数もらったレベル。 この先の分子の話はまったく頭に入りませんでした( ´∀`) アロママッサージにより終末期がん患者との間にもたらされるセラピスト看護師の相互作用私は終末期医療での延命措置は望んでません。 しかし痛みを取り除く緩和ケアはやって欲しいと思っています。 認知症にもアロマテラピーは行われていて、特にアルツハイマーには効果的

認知症患者の預金引出し

全国銀行協会(全銀協)は18日、 認知機能が低下した顧客の預金を引き出す際、法的な代理権がない親族らの引き出しも認める 「考え方」をまとめた。 預金の引出しは本人の意思確認が必要で、 親族でも引出しを認めていなかった。 認知判断能力が低下した顧客との取引は、 成年後見人など法的な代理権を持つ人との 取引を基本としてきた。 「医療費の支払いを代わりにする行為など、 本人の利益に適合することが明らかな場合に限り、預金引き出しの依頼に応じることが考えられる」とした。 成年後見